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【今日の一言メモ】・・・「嘘も方便」というのは誰かを助けるときだけ使える言葉なので、嘘をつくときは誰を助けられるのか自問自答する

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さて、『今日の一言メモ』第919回です。

「嘘つきは泥棒の始まり」

「嘘つきは泥棒の始まり」とは、平気で嘘をつくようになると、盗みも平気でするようになるという意味です。

嘘をつくのは悪の道へ入る第一歩であるという戒めの言葉です。「嘘つきは盗人の苗代」「嘘と盗みは互いに隣同士」という言葉もあります。

「嘘も方便」と言うが……

一方で、「嘘も方便」という言葉もあります。嘘をつくことは悪いことですが、時と場合によっては嘘が必要な時もあるという意味です。

英語では「The end justifies the means.」というそうです。目的は手段を正当化するという意味ですね。

あくまでも、人のために嘘をつくことで、誰かを救うことができる場合に限って許されるということです。悪事に結びつくような嘘が許されるという意味で使うのは誤りです。

例えば、接客業でお客様を傷つけないように嘘をつくことはありそうです。婦人服売り場で、お客様と店員で次のような会話が交わされるようなシーンです。

試着した客:「おかしいわ。いつもと同じサイズを着てみたのに、なんかきついわ。太ったのかしら?」

店員:「そちらのメーカーは少しサイズが小さめなんですよ。どのお客様にも、ワンサイズ上をおすすめしております」

本当はお客様が太ったのでしょうけど、服が小さいのだと嘘をつくことで、お客様の心を傷つけなくてすみます。

こうした例は可愛いものですが、現実にはある人を助けるために、どうしても嘘をつかなければならない場面があるかもしれません。

その人が陥っている窮状を救うためには、その嘘がどうしても必要なのだ、と自分自身で確信したのなら、その判断による結果に全責任を負う覚悟を持って、その嘘をつけばいいのだと思います。

何か嘘をつく時は、「その嘘で誰かを救うことができるか」と自問自答するのがいいかもしれません。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.6.13記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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