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さて、『今日の一言メモ』第979回です。
「秋の日は釣瓶落とし」
「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」とは、秋の日の、急速に日が暮れるさまを表しています。
「釣瓶(つるべ)」とは、水を汲むために竿や縄の先につけて、井戸の中におろす桶のことです。
その釣瓶が井戸に滑り落ちるように、秋の日は一気に日が暮れるという意味です。
信用を失うのはあっという間
永田町界隈を見ると、旧統一教会との関係を取り沙汰されて、さながら魔女狩りの様相を呈しています。政治家の世界というのは、東大法学部卒で財務省出身などの華々しい経歴をひっさげて政界にデビューして当選を重ねても、スキャンダル1つで失脚しかねない危うさがあります。
それまで営々と積み重ねてきたものが、一夜のうちに地に墜ちてしまう様は、背筋が冷えるものがあります。政治家ではない一般人の私たちの世界でも、1回でも信頼を裏切れば、それまで長い時間をかけて築いてきた信用を瞬時に失うことがあります。
何事にも正面から向き合い、誠心誠意を尽くす
信用を失うのは、ほんの些細な注意力の欠如が原因だったりします。どんな場面でも、仇や対応を疎かにすることなく、100%の集中力を発揮して取り組まないといけません。
一人きりの時は、100%集中力を解放して弛緩することも大事でしょう。メリハリが必要ですよね。
なんにせよ、人間生きていくのは「一寸先は闇」の世界であることを肝に銘じて、「奈落の底」に落ちてしまわないよう気をつけて過ごしたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.9.13記)