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さて、「今日の一言メモ」第211回です。
「秋の日は釣瓶落とし」
「秋の日は釣瓶 (つるべ) 落とし」とは、秋の日の、急速に日が暮れるさまを表しています。
「釣瓶 (つるべ) 」とは、水を汲むために竿や縄の先につけて、井戸の中におろす桶のことです。
その釣瓶が井戸に滑り落ちるように、秋の日は一気に日が暮れるという意味です。
信頼を築くのは時間がかかるが、失うのはあっという間
台風15号が甚大な被害を残した後、第4次安倍再改造内閣が発足しました。初入閣が最多の13人となり、報道は連日小泉進次郎環境大臣の動静で持ちきりです。
政治家の世界を見ていて思うのは、東大法学部卒で財務省出身などの華々しい経歴をひっさげて政界にデビューして当選を重ねても、スキャンダル1つで失脚しかねない危うさです。
それまで営々と積み重ねてきたものが、一夜のうちに地に墜ちてしまう様は、背筋が冷えるものがあります。
政治家ではない一般人の私たちの世界でも、1回でも信頼を裏切れば、それまでに築いてきた信用を失うことがあります。
何事にも正面から向き合い、誠心誠意を尽くす
信用を失うのは、ほんの些細な注意力の欠如が原因だったりします。
どんな場面でも、仇や対応を疎かにすることなく、100%の集中力を発揮して取り組まないといけません。
一人きりの時は、100%集中力を解放して弛緩することも大事でしょう。メリハリが必要ですよね。
なんにせよ、人間生きていくのは「一寸先は闇」の世界であることを肝に銘じて、「奈落の底」に落ちてしまわないよう気をつけて参りましょう。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2019.9.13記)