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さて、「今日の一言メモ」第41回です。
自分の視点が唯一無二と思わない
同じ風景を見ても、視点は異なります。複数の視点によって描かれた絵は、当然異なるものになりますが、風景が異なっているわけではありません。
かといって、絵が似ているからといって、風景が同じとも限りません。照明を変えれば部屋の雰囲気が変わるように、視点を変えれば世界が変わるのです。
自分の視点に謙虚になる
同じ事象が複数の視点によって認識されうるという事実を知ることができれば、人は自分の視点に謙虚になり、他人の視点に寛容になれるはずです。
自分と異なる視点だからというだけで、真実を見ていないわけではなく、自分と同じ言葉を使わないからというだけで、真実を語っていないわけではないのです。
複数の視点の統合によって本質を掴む
いくつになっても自分の視点の成熟さに自惚れることなく、自分の視点の限界を自覚する必要があるでしょう。
そして、自分の視点に謙虚になると、他のさまざまな視点を統合することができ、その統合によって物事の本質を掴むことに辿り着けるでしょう。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2019.2.17記)