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さて、『今日の一言メモ』第995回です。
「大吉は凶に還る」
「大吉は凶に還る」とは、幸運はほどほどでよいことの例えです。また、よいことばかりは続かないという戒めでもあります。
易の卦から出た言葉で、陽の卦が極点に達するとそれ以上の吉がないことから、かえって凶に近づくという意味でこう言われるようになりました。
「14番目の月」
松任谷由実が荒井由実時代に作詞作曲してヒットした曲に「14番目の月」があります。その歌詞の中に次のフレーズがあったことをよく覚えています。
つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き
「栄枯盛衰」「驕る平家は久しからず」「盛者必衰」といった言葉も連想させるこのフレーズが印象深かったのでしょう。
精神活動のピークは繰り返し経験できる
今年(2022年)の中秋の名月は9月10日でした。そして、この日は満月でした。実は、中秋の名月の日が満月ではない年もあるのです。(こちらのサイト参照)
月の満ち欠けは周期的に繰り返され、およそ29.5日で次の満月を見ることができます。なので、次の満月は今月10日の「スポーツの日」になります。
人間の場合はどうでしょう。肉体のピークはまだ若いときに訪れ、年齢を重ねる毎に徐々にその機能は落ちていきます。
でも、精神活動は一度ピークを迎えて下がっても、またピークに向けて動き続けることができます。肉体の衰えはあっても、それまで培った知識、知恵、経験などで補うことで、月の満ち欠けほど明確な周期ではないにしても新たなピークを迎えることができるはずです。
なので、その精神活動を支える「気力」を失わないよう、常に「明るく楽しく元気に」過ごすことを心掛けたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.10.3記)