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【今日の一言メモ】・・・どんな絶望のどん底にあっても、明けない夜はないと信じ自ら死を選ぶ誘惑を断ち切る

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さて、『今日の一言メモ』第1032回です。

「五十にして天命を知る」

「五十にして天命を知る」とは、五十歳になって、天から与えられた自分の使命を悟るようになるという意味です。

『論語・為政』にある言葉で、孔子が晩年に振り返って言ったものとして知られています。

「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」とあるのに基づきます。意味は次の通りです。

「私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった」

「太平洋戦争開戦の日」

今日12月8日は、「太平洋戦争開戦の日」です。あの日米開戦から、今年で81年が経ちました。1941年(昭和16年)12月8日に、日本海軍はアメリカの太平洋艦船の根拠地ハワイの真珠湾を急襲し、太平洋戦争の火ぶたが切っておとされました。

この奇襲に先立ち、大本営より機動部隊に対して、攻撃開始を指示する「ニイタカヤマノボレ一二〇八(ひとふたまるはち)」の暗号電文が発信されたのは有名な話です。

そして奇襲は成功し、「ワレ奇襲ニ成功セリ」を意味する「トラ・トラ・トラ」という暗号略号が奇襲部隊より打電されました。それから、終戦まで4年弱の歳月が必要でした。

明けない夜はないと信じる

日本は全てを失ったように見えた敗戦後の焼け野原の状態から奇跡の復活を遂げ、高度経済成長を成し遂げました。

近年でも多くの災害が発生し、一瞬で家族も家も何もかも失ってしまった方々がいます。軽々に言葉を発するわけにはいきませんが、それでも強く生き抜いている方も多くおられます。

私たちも大きな絶望に襲われて、自分はどう生きていけばいいのかと思い惑い未来に絶望することもあるでしょう。そんなときに、自分に与えられた天命に気づき、前向きに進んでいくことはできるでしょうか。

どんなに先が見えない真っ暗な中でも、いつか一筋の光明が差す瞬間が訪れるはずです。夜明け前が一番暗いといいます。そして、東の空に一筋の光明が差すと、みるみるその光は明るさを増し、周りを広く照らすようになるはずです。

死んだほうがマシだと思うような絶望に襲われたときに、一筋の光明を見つけ出そうと努めることはとても困難なことだと思いますが、なんとか歯を食いしばって死への誘惑を断ち切りたいですね。

自ら死を選ぶことは、どう考えても「天命」とは言えないからです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.12.8記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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