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「情けは人の為ならず」
「情けは人の為ならず」とは、人に情けをかけるのは、その人の為になるばかりでなく、やがては巡り恵って自分に返ってくる。よって、人には親切にせよ、という教えです。
なので、「情けをかけることは、その人のためにならない」という意味で用いるのは誤用です。
このような誤用が生じたのは、打ち消しの「ず」が「為(に)なる」にかかっていると解釈すると、「為にならない」という意味になってしまうからですね。
10年前、座右の銘に加わった言葉
今日は今からちょうど10年前の2013年に、僕の座右の銘に加わった言葉をリマインドしておきます。
僕の座右の銘は、2つあります。まず1つ目は、次の言葉です。
「変わらないでいるためには、変わり続けなければいけない」
意味としては「良い状態(業績が良い、体調が良い、人間関係が良好…etc)」を変えずに保つためには、仕事の仕方や健康維持のための方法や自分自身の成長への努力…etc 等について、昨日と同じままではダメで常に工夫して変えていく必要がある、ということです。
ある程度長く生きてくると実感しますが、成功体験にアグラをかいたままだと、いつかダメになる、ということにも通じます。
そして10年前、座右の銘に新たに加わった言葉が次です。
「かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め」
もともとは長野県上田市塩田にある「前山寺」というお寺にある石碑に刻まれた言葉だそうです。
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常々思うのですが、人間誰かのお役に立ちたいと思う一方で、そのことを恩義に感じて欲しい、感謝して欲しい、という見返りを求める気持ちがどこかにあります。
そんな気持ちを諌める座右の銘です。
そして、自分の人生を振り返ると、実に多くの方に恩を授けて頂きました。でも、そんなことは忘却の彼方にしてしまいそうな自分がいます。
石に刻むがごとく、きちんと記憶に刻んでおくことを忘れてはいけませんね。
まだまだ修行が不足しているので、こうした座右の銘であっても折々にリマインドしないと、ついつい疎かにしてしまう自分がいます。これからも、定期的にきちんと見直す習慣は続けていきたいと思ってます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2023.4.17記)