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「他山の石」
「他山の石 (たざんのいし) 」とは、他人のどんな言動でも、たとえそれが誤っていたり劣っていたりした場合でも、自分の知徳を磨いたり反省の材料とすることができるという例えです。
中国最古の詩篇である『詩経-小雅・鶴鳴』の「他山の石、以て玉を攻むべし」とあるのに基づくそうです。
「よその山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くのに役立つ」という意味で、他人の誤りを自分の修養の役に立てることを指しています。
「他山の石とする」ともいいます。
人の振り見て我が振り直せ
類義の言葉として、「人の振り見て我が振り直せ」「人を鑑とせよ」「人を以て鑑と為す」などがありますね。他人の行動を見て、良いところは見習い、悪いところは改めよということです。
この3年強のコロナ禍の間、いろいろな人の様々な言動を目にすることになりました。これまで経験したことのない事態に直面にして、人がどう考えどう行動するのか興味深く見ていました。
自分の言動を、客観的に見ることはなかなかできません。人には「なくて七癖」というように、本人も気付いていない癖があるものです。
そうした振る舞いが、他の人に迷惑をかけたりしていないか、常々気をつけておく必要がありそうです。
失ったものを嘆くのではなく、まだ失っていないものに目を向ける
そして、この3年強で国内では33百万人強の方がコロナに感染し、7万4千人強の方が亡くなられました。(2023.4.16時点、こちらの記事参照)
これほど多くの方の命を新型コロナウイルスは奪ったのです。どれだけ多くの方々が大切な人の命を失い悲しまれたことでしょう。
幸いにも僕の周囲でコロナに命を奪われた人はいませんが、それはほんとにたまたまの偶然のことでしょう。
身のまわりの家族・親戚・友人はたくさんいます。そうした命を奪われることなく現在があることをしっかり認識したいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2023.5.9記)