(画像出典元はこちら)
「人に事うるを知る者にして、然る後に以て人を使うべし」
「人に事(つか)うるを知る者にして、然る後に以て人を使うべし」とは、他人に使われてみて、初めて人を使うことができる。他人に使われた経験のない者は、人を上手に使うことができない、という意味です。
「孔子家語」(こうしけご)の「曲礼子夏問」にある言葉で、これに続いて、「子為(た)るを知る者にして、然る後に以て父為るべし。人臣弟子を知る者にして、然る後に以て人君為るべし」とあるそうです。
失恋を経験しなければ、失恋の痛みは分からない
何事も、実際に経験してみて初めてその立場にいる人のことを思いやることができるのでしょう。
もしも、失恋したことが生涯に一度もない人がいたら、その人は失恋した人の悲しさや辛さは想像するしかなく、どんなに親身に接しようとしても限界があるでしょう。
まあ、失恋はしないに越したことはないわけですが、それも人として生きていく上で必要な経験だといえます。
仕事でもプライベートでも、つらく苦しく悲しい思いをすることはあるわけですが、そういう思いをすることは神が与えた試練なのだと思います。
そんな思いをした時は、「今は経験すべき時なのだ」と自分を納得させて、前向きにアクティブに受け止めていくことにしています。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・・・・
(2023.5.10記)