Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

128 iPad miniが変えた生活シーン!(2) 〜徒然なるままに(76)〜

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アイキャッチ画像

前回は、 iPad miniが手元に届いて約2ヶ月、高精細なRetinaディスプレイのお陰で、予想以上に利用範囲が広がったことを書きました。今回も更に続けます。

さて、前回 iPad miniのベーシックな良さを次のように挙げました。

  1. Apple製品ならではのデザインと作りのこだわり
  2. Retinaディスプレイ (2,048×1,536ピクセル解像度) のメリットは予想以上
  3. 7.9インチ(実測20㎝) ディスプレイサイズの絶妙さ
  4. 7.5㎜の薄さ、331gの軽さはどこに運ぶのも苦にならず
  5. きびきびと動作するA7チップと1日使えるバッテリー容量
  6. Bluetoothで簡単にiPhone5のテザリングが使用可能

今日は、3番目の絶妙なディスプレイサイズについて書いてみましょう。

7.0インチ タブレットの不満

iPad miniがまだ影も形もなかった頃、Appleから7〜8インチ程度のミニタブレットが登場するのではないか、と噂が流れ、その度に生前のスティーブ・ジョブズが完全否定する、ということがありました。

読書マシンとして持ち運び用のタブレットが欲しいな、と思っていた頃でしたが、「ああ、Appleから製品が出る可能性はないな…」と諦めていた時、NTT docomoからSamsung製Galaxy Tab 7.0 plusという7インチサイズのディスプレイを持つ製品が登場しました。(Kindleもまだ日本に登場していなかったかも…)

製品レビューを見ても、クイックレスポンスでストレスなく稼働する等の高評価で、当時のiPhoneでは国内解禁されていなかったテザリング機能も、Android機でしたから当たり前のように使用できたのも決め手となり、購入を決意しました。

当時まだ電子書籍は今程普及していなくて、紀伊國屋書店の「kinoppy」やシャープの「GALAPAGOS STORE」等からしか購入できなかったため、自分で書籍を裁断・スキャンした自炊によるPDFファイルを読むことが中心でした。

しかし、この7.0インチサイズというのが微妙で、老眼の進みつつある身には文庫本は許容範囲ですが、四六判・A5判のサイズの書籍になると大変厳しいものでした。それにバッテリーが思った程持たないということもあり、段々使用頻度が少なくなっていったのです。

7.9インチ(実測20㎝) ディスプレイサイズの絶妙さ

さて、Galaxy Tab を購入して数ヶ月後に、iPad miniが発売されます。天を仰いで「Appleの嘘つき〜!」と叫んだことは内緒です。(^^;

流石に数万円をかけて購入し2年縛りの通信契約をしたGalaxy Tabからすぐに乗り換えるわけもいかず、「Retinaモデルじゃなかったから買わない!」とやせ我慢をして日々を過ごしていました。

そして2012年秋、iPhone5が発売になり4Sから乗り換えました。このiPhone5からテザリング機能が提供されたので、この時点でGalaxy Tab を精算金を支払って解約しました。現物は今でも手元にありますが。

と状況が整った2013年秋にいよいよiPad mini Retinaモデルが発表されます。店頭で実機に触ったり、知人が早速購入して使っているのを目の当たりにすると、もう買わない理由が見当たりません。

そして、手元に届いたわけです。

と、前置きがやたら長くなりましたが、実際に使い出し自炊したPDFファイルを読み出すと、7.0と7.9インチのたった0.9インチ(2.3㎝)の違いが、日に日に大きな差となって感じてきたのです。

次の図は、Galaxy TabとiPad miniの画面サイズを実寸したものです。

Galaxy Tabとの画面サイズ比較図

ご覧の通り、縦の長さは0.7㎝しか違いませんが、横の長さが2.9㎝も違います。これが対角で2.2㎝の差となって現れています。

数字で見ると、なんでもないような差に見えますが、これが高精細なRetinaディスプレイと相俟って、実際にPDFファイルを表示させると見た目が全く異なる見え方になるのです。

感覚的なことなので、文章に表現するのはとても難しいのですが、要はストレスなく読書を楽しめるのです。7.9インチというサイズ、そして縦横のピクセル比を最終的に決めたのが誰か分かりませんが、全く絶妙なサイズにしてくれたものだと感謝したいくらいです。

こうして、Galaxy Tabでストレスを溜めていた読書生活、一度紙の本に戻っていた読書生活が、iPad mini のお陰で快適な電子読書生活を過ごせるようになりました。

ただ今でも、ハードカバーの書籍や特定の書籍は紙の本で読んでいます。付箋を付けたりマークしたりはiPad miniのアプリでもできますが、パラパラとめくって前後をいったりきたりするような読み方は圧倒的に紙の本が便利です。

しかし、iPad miniの僅か331gの中に、100冊以上の書籍が収納できること、自炊した書籍を再資源ゴミとして処分し(一抹の心の痛みはありますが…)、部屋が広く使えるメリットも捨てがたいです。

まあ、物理的に目の前に書籍がないので、色々併読していると何の本を読んでいたのか、たまに忘れることがありますけどね…これはアルツハイマーなだけですが…(^^;

・・・・・・・
さて、今日はここまで。次回も iPad mini が起こした生活の変化について続けます。
ではまた!(^_^)

 
 

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(2014.2.3記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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