さて、これまでもご紹介したことがあるお店で、生まれて初めて鱧 (はも) の刺身を食べて、とっても美味しかったのでアップします。
「和菜 やなぎ ふぐ はも」のご紹介
たまプラーザ 和食 フグ 和菜 やなぎ 公式サイト
こちらのお店は、東急田園都市線たまプラーザ駅からほど近い「和菜 やなぎ ふぐ はも」です。
今年の6月まで、「ふぐ・旬菜 ぷくぷく」という店名でしたが、一部の女性ファンに惜しまれつつ改名しました。
冬は河豚 (ふぐ)、夏は鱧 (はも) 料理を中心に、長崎から直送された五島灘で捕れた天然魚や季節の食材を豊富に使って、多くの常連さんが通う美味しい和食のお店です。
ご主人は今年40才になる、柳沢友樹氏です。その腕前は、常連さんの肥えた舌を満足させるものです。
女将さんは、気さくで陽気、少〜し天然も入った人気者です。
さて、暖簾をくぐってお店に入ると、大きな水槽が目に飛び込んできます。冬は河豚 (ふぐ) 、夏は鱧 (はも) が泳いでいます。この日は徳島で獲れた鱧が泳いでいました。
右手にカウンター席が並びます。いつもカウンター席で、ご主人の仕事ぶりを拝見しながら、茶々を入れて邪魔しています。(^^;
左手には、掘り炬燵式の小上がりがあります。テーブルを繋げて宴会も可能です。
楽しんだお料理
それでは、鱧の刺身をはじめ、楽しんだお料理をご紹介しましょう。
まずは、お通しです。さり気なく丁寧な仕事振りが伺えます。
お刺身5種盛りをお願いしました。左から、イサキ、チカメキントキダイ (近目金時鯛) 、ハマチ、太刀魚の焼き霜造り、真鯛です。とにかく、美味しいお刺身が食べたくて行ったので、大満足です。
さあ、いよいよ登場しました。鱧 (はも) のお刺身です。なんでも9月中旬くらいまでしかお刺身では頂けないと聞いていたので、この日はこの逸品も目的でした。
鱧と言えば、通常は皮付きで湯引きにして食べます。生きた鱧から仕込み、丁寧に骨を除き、皮を引いて供された刺身は、独特の味わいでとても美味しく、大のお気に入りになりました!
もっちりとした食感のあとに広がる、さっぱりとした味わいと鱧らしい香り、と言えばいいのでしょうか、乏しい表現力で申し訳ありません。
さて、こちらは久しぶりにお願いした出し巻き玉子です。たっぷりと使った出汁でほろほろと蕩けるような味わいです。
続いて、蓮根と海老しんじょのはさみ揚げです。しっかりシャキシャキとした噛み応えのある蓮根に、海老しんじょがはさまれて、しっくりと揚がっています。抹茶塩をつけて頂きました。秋を感じさせる一品で、とても美味しかったです。
締めは、珍しく鉄火巻とワサビ入りかんぴょう巻をお願いしました。ご主人は、河豚の調理免許を持っているだけでなく、寿司屋でも修行していて握りも細巻もお手の物なのです。
こちらで赤出しを外すわけにはいきません。その深い味は、絶対に家庭では味わうことのできない味わいなのです。
ご馳走様でした!今日も美味しかったです!
最 後 に
たまプラーザ駅周辺は、とても飲食店が多い地域です。こちらのお店は、駅から少しだけ離れたビルの2階にあって、決してロケーションに恵まれているわけではありません。
それでも、舌の肥えた常連さんが、ご近所のみならず遠くから車で通うほどのお店です。
ご主人と女将さんご夫婦とは、プライベートでも仲良くさせて頂いていて、我々夫婦と4人で、時々美味しいお店探索ツアーに出かけます。お二人の人柄も、お店の魅力です。
本物の和の味を堪能するのに、ふさわしいお店だと思いますので、是非一度足を運んでみて下さい。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
【お店情報】(食べログでは、まだ旧店名になってます)
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(2014.9.8記)