さて、今日から「助かった、役に立った」シリーズを開始します。週に一度くらいのペースでアップできればと思います。
僕は現在、Mac・iPad mini・iPhone を連携させて、仕事にプライベートに便利に使っていますが、その連携方法やアプリの使いこなしには、自分の工夫は勿論、先人達が苦労して身に付けた様々なノウハウ (Tips) に助けられています。
その多くは、ネット上に公開されています。
そんな工夫やノウハウのお陰で、困っていたことが解決できて「助かった」「役に立った」ことが色々ありますので、それをご紹介していきたいと思います。
第1回の今日は、iPad mini・iPhone で本格的に使い出して1ヶ月余りの、 iOS用日本語キーボードアプリ「ATOK for iOS」が、手放せなくなった便利機能を一つご紹介してみます。
iOS用日本語キーボードアプリ「ATOK for iOS」
iOSの世界では、長い間 Apple 純正の日本語キーボードしか使うことができませんでした。
昨年、iOS8 にアップデートされて、Apple製以外のキーボードアプリがようやく使用できるようになったのです。
その中でも一躍話題になったのが、古くはMS-DOS時代のワープロソフト「一太郎」に搭載されたジャストシステム製の「ATOK」からの歴史を引き継ぐ「ATOK for iOS」だったのです。
僕も、一太郎時代からATOKユーザーで、もうかれこれ四半世紀になるでしょうか。Windows、Macを通じて使ってきましたし、iOSで解放されるまでは「ATOK Pad」というメモアプリも使ってきました。
「ATOK for iOS」のリリース直後は、インライン変換ができず変換中の文字が少ししか表示されなかったり、バグが多いと悪評が立っていたので、暫く様子見でした。1,500円と少々お高かったですしね。
しかし、その後アップデートが繰り返され、現在のバージョン1.2.1になって安定性も増し、様々な機能改善も図られてきたので、導入した次第です。
アプリ情報・ダウンロードはこちらから。
フリックでペーストが可能なのは、慣れると超便利
「ATOK for iOS」については、ネット上にさまざまな情報が提供されています。例えば、以下のサイトのように。
高精度変換な日本語入力キーボードアプリATOK for iOS
こちら …
こうした情報で、なかなか紹介されていないのですが、僕が「ATOK for iOS」を手放せなくなった大きな理由の一つが「フリックでペーストできる」ことでした。
どういうことかというと、例としてFacebookに投稿する様子の画面でご紹介しましょう。
以前からFacebookアプリを使っている方の多くが、投稿文をアプリ内で作成している途中でアプリが落ちて、それまで作成した文が消滅してしまうという痛い経験をされています。
その自衛策として、事前にメモアプリや Evernote で下書きをしてから、 Facebookアプリにコピペしているのです。
というわけで、僕もご多分に漏れずメモアプリで下書きをしています。そして全文をコピーします。
通常の操作だと、ペーストしたい場所を長押しして「ペースト」を表示させますよね。
暫し待って表示を確認し、それからおもむろに「ペースト」をタップします。
「ATOK for iOS」のキーボードで、定型文キーを長押しすると、上に「ペースト」が表示されます。
つまり、定型文キーの上フリック1発でペーストが完了するのです。
まとめ
スマホでSNSに投稿したり、メールに返信したりする場合、コピペする回数は多いと思います。
その度に、画面長押し→「ペースト」を表示させ→タップ、という操作を繰り返すのは、一拍待たされ感があって、少々もどかしい思いをしていました。
それが、フリック1発でパシッとペーストできるのですから、随分スッキリしました。
まだ試していない方は、是非お試し下さい。
尚、アプリの設定次第では、キーボードの表示が、上のスクリーンショットと異なる可能性もあります。その際は、設定を見直して頂ければと思います。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.1.12記)