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“文化財防火デー” に思うこと

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「今日は何の日?」シリーズ・ライト版です。

さて、今日1月26日は「文化財防火デー」だそうです。

「文化財防火デー」の由来

今から66年前の1949年1月26日に、法隆寺金堂の壁画が不審火で焼損し、その芸術的価値は永遠に失われてしまいました。

焼失前の壁画の一部 (出典 : Wikipedia)

焼失前の壁画の一部 (出典 : Wikipedia)

法隆寺金堂の壁画は、7世紀末頃の仏教絵画です。

そして、この事件をきっかけに、「文化財保護法」が制定されました。

また、文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護思想の普及高揚を図ることを目的として、1955年に制定されたのが「文化財防火デー」です。

先人たちの遺産は大切に

7世紀末から営々と受け継がれてきた仏教絵画である壁画の焼損という、文化的損失はいかばかりのものなのでしょうか。想像もつきません。

形あるものはいつか消失する運命なのかもしれませんが、その原因が不審火 (放火) ということであれば、なんともやりきれなさを感じます。

私たちが先人から有形無形に受け継いできたものは、たくさんあります。そうした一つひとつがあって、今の私たちが暮らしている生活全てが成り立っています。

そういった意味で、今日は文化財防火だけでなく、次世代に遺していくもの、繋いでいくものを、大切に慈しみ守っていく大切さを改めて考える日なのだと思いました。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2015.1.26記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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