さて、今日は「いい夫婦の日」ですね。
「いい夫婦の日」の由来
11月22日の「1122」が「いい夫婦」と読め、また11月がゆとり創造月間であることから、通産省と余暇開発センター(現 日本生産性本部余暇創研)が、1988年 (昭和63年) に制定した記念日です。
勤労感謝の日と組み合わせて、秋の連休となるよう祝日化を目指しているそうです。
「いい夫婦の日」に思うこと
さて、いい夫婦って具体的にはどんな夫婦でしょうね?
夫婦生活を30年近く続けてきて言えることは、やはりお互いに少しずつ譲り合いながら、うまく一致点を見つけていくことでしょうか。それができたら、いい夫婦かと。
人に聞かれてよく例に出すのは、2つの歯車のことです。
男女が知り合い、惹かれ合い結婚したとしても、まだ2つの歯車が回り出したばかり。
最初はうまく噛み合っていても、回転していくうちに歯と歯が噛み合わない時が絶対訪れます。
その時、片方だけが噛み合うように身を削ったとしても長続きしません。いつか磨り減ってしまい、全く回転できなくなります。
両方が等しく身を削り、噛み合わせが良くなるように努力していく。そして、3年位経って1回転したところで、ほぼ噛み合わせがよくなれば良し。
あとは、少しずつ磨きながら更に噛み合わせを良くしていくだけです。
どうしても噛み合わせがうまくいかない時は、お互い相性がなかったと思って離れた方がいいのでしょう。
そういう意味で、夫婦生活とはほんとに共同作業だと思います。
結婚披露宴で、ウェディングケーキ入刀の際によく司会者が「お二人による初めての共同作業です!」と言いますが、結婚を決めた時から既に共同作業は始まっています。
そこから忍耐強く、少しずつ築き上げていくのが夫婦というものでしょう。
「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますが、そんな喧嘩ができるようになったら、一つの到達点に達したことになります。
・・・というわけで、これまでの夫婦生活をつらつらと思い出してしまった「いい夫婦の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.11.22記)