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” 新嘗祭 (にいなめさい) ” の日に思うこと → 物が溢れている時代になっても、収穫物への感謝は忘れてはいけない…

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さて、今日は勤労感謝の日ですが、1947年までは「新嘗祭 (にいなめさい) 」という祝日でした。

「新嘗祭」の由来

1873年 (明治6年) から1947年 (昭和22年) まで、この日は「新嘗際」という祝日でした。

そもそも新嘗際とは、天皇が新穀を天神地祇 (てんじんちぎ) にすすめ、また、自らもこれを食してその年の収穫に感謝する祭儀です。

日本では、古くから五穀の収穫を祝う風習がありました。その年の収穫物は、国としてそれからの一年を養う大切な蓄えですから、大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられています。

戦後は皇室典範からこの儀式は除外されたそうですが、各地の神社での新穀感謝の祭事は続いているそうです。

「新嘗祭」に思うこと

10月17日の神嘗祭 (かんなめさい) は、五穀豊穣を祝う宮中祭祀 (きゅうちゅうさいし) の一つです。

新嘗祭は、神嘗祭と並んで宮中祭祀の中でも重要な「大祭」と位置付けられています。

天皇陛下は、この日の祭儀を終えて初めてその年の新米をお口にされるのだとか。

そう聞くと、9月の頃から新米が売り出されて、美味しい美味しいと食べていたのが申し訳なくなります。

今では技術も進歩し、昔に比べると安定した収穫が望めるようになってきました。でも、その昔は天候不順による飢饉など当たり前だったのでしょう。

豊かな実りに対する感謝の気持ちは、現代の比ではなかったことと思います。

・・・というわけで、スーパーに行けば物が溢れている現代で、すこし値段が上がったからとブーブー文句をいうのはいかがなものかな、少し節食をすれば凌げるのではないか、などと思う「新嘗祭」の日の朝なのでした。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2015.11.23記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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