Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

失敗した経験から学び、次に活かす “失敗力” をどう育むか?

0

0

0

0

0

アイキャッチ画像

さて、昨日は「お役所仕事には、失敗事例は存在しない?」という記事を書きました。

石破茂氏が、地方創生担当大臣に就任した時、安倍首相からこれまでの地域活性化関係の政策を検証するよう指示があったのですが、各省庁からは失敗事例が見事にひとつも上がってこなかったというお話がヒントでした。

どうも地域活性化の計画を立て、予算をつけて、建物・施設を建てれば計画完了となり、あとは流行ろうが廃ろうが構わない、ということなのかなぁ、と乱暴な推測をしました。

要は、失敗から学ぼうとしないことが問題なのではないか、と思った次第です。

というわけで、今日は「失敗力」をどう育むか、考えてみたいと思います。

失敗した経験から学び、次に活かすのが「失敗力」

「失敗は成功の母」と言われますね。

iPS細胞の作製により、2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授の言葉が思い出されます。

「何百回いや何千回も実験は失敗する。だが、失敗したということは、うまくいかないやり方を発見したということであり、そのことが意味を持つ。」

そして、逆説的に失敗の意味を表現した、なでしこジャパンの佐々木則夫監督の言葉も思い出されます。

「成功の反対は、失敗ではない。やらないことだ。」

いかに失敗することが大事か、ということですね。

人は失敗から学ぶ、とも言われます。つらい失恋でさえも、生きる意味や異性に対する考え方を養ってくれます。

失敗したことに落ち込まず、教訓として笑い飛ばそう

こちらで何回かご紹介しましたが、日本最大規模のビジネス系メルマガ「平成進化論」があります。

「失敗力」について考えていたら、つい2日前に配信されたメルマガ4530号で、著者の鮒谷周史さんが以下のように書いておられたのが目に入りました。

しくじり、しでかし、は誰しもあるもの。
そうしたことは(すぐには難しくても)

できるだけ早い段階で、積極的に
人に話すとよいでしょう。

思い出すと、落ち込むとか、黒歴史だとか、
自らの汚点だ、といったことでも、

【 解釈によって笑いに変える。
  学びに変える。最後には力に変える 】

ように努めること。

そうした解釈装置を全自動で操縦できるようになると、

「(何が起きても)
 『Lucky Happy Everyday』の境地」

 https://www.youtube.com/watch?v=iQRRavo8UxE
 ※注意!音が出ます!

 に到達することとなり、
 人生は大きく好転し始めます。

これぞ「失敗力」ではないでしょうか!

自分のしくじり、しでかしを振り返り、解釈を変え、それを笑いが取れる域にまで昇華することができれば凄いことです。

失敗なんか笑い飛ばして、でも、しっかり教訓として胸に留める、そんな風に過ごしたいものです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2016.2.11記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

詳しいプロフィールはこちら