さて、今日は僕の60回目の誕生日、ということで無事還暦を迎えました。
この60年を振り返ると…
僕が生まれたのは、1956年 (昭和31年) 3月4日です。
この年の経済白書 (副題「日本経済の成長と近代化」) の結語には、『もはや「戦後」ではない』と記述され、流行語にもなりました。
そして昭和30年代は、33年に東京タワーが完成し、34年には当時皇太子であった今上天皇陛下と美智子妃のご成婚、39年には東海道新幹線が開通、そしてアジアで初めてとなる東京オリンピックが開催されるという、日本にとってエポックメーキングな時代でした。
それからは、高度成長まっしぐらの中で育ち、学生運動も一段落した頃に大学時代を過ごし、第二次オイルショックで就職難だった1978年 (昭和53年) に就職、新社会人となってからは夢中で働きました。
就職した会社の東京本店、大阪支店、京都支店で営業マンとして過ごし、京都時代に結婚しました。その後、1989年 (平成元年) にまた本店に戻ってからは、長く人事部門を経験しました。
そうした中でバブル崩壊を経験し、情報システム部門や内部監査部門などを経験したあと、55歳でアーリーリタイアメントし、ITコンサルタントとして独立し今日に至ります。
還暦を迎えて…
還暦を迎えた同年代には、桑田佳祐や明石家さんま他多士済々いて、それぞれ元気に活躍しています。
桑田佳祐は、僕と誕生日が1週間ほどしか離れていない2月26日に60歳になり、スペシャルサイトも賑やかに盛り上がっていました。
そしてあと1週間で、あの東日本大震災から満5年が経ちます。
昨日までの何気ない日常が突然すべて奪われる瞬間、大切にしてきた家族・友人・家・数々の思い出などを根こそぎ奪われる瞬間を目の当たりにして、言葉を失い立ち尽くしたあの日がまざまざと思い出されます。
それまでは、誕生日を迎えても「もういい年だし、めでたくもないよな…」と思っていましたが、あの日以来、健康で元気に誕生日を迎えることができるのは、なんと幸せなことか、と思うようになりました。
他の人から「おめでとう!」と言われると、心から感謝する気持ちになります。
そして還暦を迎えた今日、干支 (十干十二支) が一巡し、起算点となった年の干支に戻りました。
というわけで、また新たなスタートです。
このブログタイトルにも書いている通り、人生のセカンドステージを「ポジティブ&アクティブ」に過ごすことを改めて目指していくと共に、これまで通り一日一日を大切にして、かけがえのない時間を過ごしていきます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.3.4記)