さて、この3月1日に新たな組織が設立されました。(こちらの記事参照)
エイチ・アイ・エス (HIS) を中心とした異業種の民間企業などからなる16社・団体が設立した「地方創生・観光プロモーションコンソーシアム」です。
今日は、この新たな取り組みの内容を確認したいと想います。
新組織の狙い・機能
新組織は、参画する企業、団体、自治体、観光協会を取りまとめて窓口を一本化し、各者のコンテンツの強みを活かした観光プロモーションを展開するためのもので、スマートフォン用アプリなどITを活用して地方創生を目指す、としています。
いわゆる、デジタル観光プロモーションをワンストップで実現する、ということです。なかなか具体的なイメージが掴みづらいですね。
新たな価値の創造ができるか、地方創生に繋がるか
こうした取り組みの常ですが、連携企業がうまく各社の強みを掛け合わせてシナジー効果が発揮できるかが、キーポイントになりそうです。
HISが中心となることで、その求心力が最大限発揮されることも必要でしょう。
こうした動きが、既存のJTBや日本旅行といった組織を大いに刺激することは必然です。
そうしたライバル達と切磋琢磨して、新たな価値を創造できるか、そうした価値が市場に受け入れられ、新組織が成長し、それが本当に地方創生に結びつくか、未知数の部分が多いわけですが、これからその推移を見守りたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.3.6記)