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“ヘルプマーク” をご存知でしたか?少しの知識と理解で、思いやりのある社会にしましょう!

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アイキャッチ画像(画像出典元はこちら)

さて、当ブログで以前、以下の記事をアップしたことがあります。

マタニティマークを付けるのが怖い妊産婦さん達・・・いつからこんな思いやりのない人が増えたのか…

マタニティマークを付けていたがゆえに、怖い思いをしたというやりきれない事実をご紹介したものです。

今回、Facebookで知ったのですが、東京をはじめいくつかの地域で、「ヘルプマーク」という取り組みが始まっていました。

僕が住んでいるのが神奈川県で、普段あまり東京都内の地下鉄などに乗らないので、実際に見たことはないのですが、このヘルプマークが知られていないことでトラブルに巻き込まれたりするケースがあるようなので、改めてご紹介しておきたいと思います。

「ヘルプマーク」とは?

ヘルプマーク

「ヘルプマーク」は、外見では障害のない人と見分けにくい、何らかの障害を抱えた人が身につけることで、公共交通機関での優先席利用などに理解を図るためのマークです。

例えば、義足や人工関節の使用者、妊娠初期の人、心臓や肝臓、呼吸器など内部障害の人、難病の人、多発性硬化症 (手足のしびれ、力が入らない、疲れやすい) の方などです。

東京都では、都営の交通機関などで対象者に無償配布していて、今年 (2016年) 3月末までに11万5000個が配布されたとのことです。

ヘルプマークのPR動画 (30秒) です。是非ご覧になって下さい。

東京以外の地域では?

その他の地域ですが、京都府では東京都のヘルプマークを2016年4月から提供開始したそうです。

このほか、青森県、徳島県、札幌市などの各自治体でも今後の導入が予定されています。

一方、類似のマークは既にいくつかあります。NPO法人ハート・プラスの会が「ハート・プラスマーク」を、兵庫県が「譲り合い感謝マーク」を、山口県が「サポートマーク」を独自に作り、各団体や自治体で運用しています。

各種マーク(画像出典元はこちら)

最後に

利便性を考えれば、こうしたマークは全国で統一された方が周知されやすいですよね。

しかし、自治行政の範疇とされているため、国が主導する予定は今のところないそうです。う〜ん・・・縦割り行政のデメリットということでしょうか。

今後は、自治体間のさらなる連携に期待したいところですね。

そして、ヘルプマークは、ただ電車の中で席を譲ってもらうためだけに付けているものではありません。

緊急時 (外で倒れたとき、事故に巻き込まれたときなど) に適切な対処ができるようにするためにもヘルプマークは役立ちます。

これからは、マタニティマークと共にヘルプマークについても知識として持った上で、社会人として適切な行動を取っていきたいと思う次第です。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2016.7.8記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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