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さて、昨日は、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン氏の言葉が、かつて僕の人生の目標を決定づけたことをご紹介しました。
今日は、そのボブ・ディラン氏の言葉が、スティーブ・ジョブズ氏があの伝説のスピーチで話したある言葉に繋がっていると感じたことを書いてみます。
人生の目標を決定づけたボブ・ディラン氏の言葉
昨日ご紹介した通り、それは、次の言葉でした。
朝起きて夜寝るまでの間に、自分が本当にしたいことをしていれば、その人は成功者だ。
この言葉に出会うまで、成功者という言葉の意味を深く考えたことはありませんでした。
死ぬ時に、人生を振り返ることができて、その時に「あ〜、幸せだった…」と感じることができれば、その人は成功者だったと言えるだろうな、とは思っていました。
では、どうすれば幸せになれるのでしょうか。お金?地位?名誉?それとも・・・
感覚的に、お金でも地位でも名誉でもないと思っていました。健康第一と思っていましたが、ただ健康なだけでは幸せになれそうもありません。
そうした時に出会ったのが、あのボブ・ディラン氏の言葉だったのです。
「そうか!自分が本当にしたいことをやり続けることができれば、成功者になれるんだ!」と一気に腑に落ちたのです。
そして、昨日ご紹介したように、3年前に作った「ライフスタイル未来地図」の最後に、「好きで堪らないことをやり遂げた『人生の成功者』として、幸せに、そして、静かに人生の幕を閉じる」と書いた次第です。
スティーブ・ジョブズ氏の伝説のスピーチに繋がった
そして、ボブ・ディラン氏と同様、多くの人の生き方に影響を与えた人にスティーブ・ジョブズ氏がいます。
彼が癌に冒されたことが分かった後、スタンフォード大学の2005年卒業式で彼が行ったスピーチは、伝説のスピーチと呼ばれています。
その内容は、冒頭の映像の通りで、僕は毎年自分の誕生日に再生して、内容を再確認しているほどです。
その中で、彼が言っている言葉があります。
毎朝鏡に向かって「もし今日が人生最後の日ならば、今日するつもりでいることを本当に行うだろうか?」と自問してきました。そして「ノー」という答えが何日も続くようならば、何かを変えるべき時が来ているのです。
この言葉は、僕にとって、ボブ・ディラン氏の言葉と繋がって聞こえたのです。
最後に
「看護士が語った、死の直前に誰もが口にする『後悔の言葉』」という記事があります。ここには、「生きていく上で本当に大切にすべきことが隠されている」のです。
それは、次の5つの後悔の言葉です。
- もっと自分らしく生きればよかった
- あんなにガムシャラに働かなくてもよかった
- 言いたいことは、はっきりと言えばよかった
- もっと友達と連絡をとればよかった
- もっと自分の幸せを追求すればよかった
これらの言葉に隠されてることはなんでしょう?
他人に認められるため、よく思われるため、変化に臆病、自分を変化させたらどう思われるか不安・・・どうも、自分の時間ではなく、他人の時間を過ごした期間が長いほど、後悔は大きくなりそうです。
であれば、法を犯さない、他人に迷惑をかけないことを前提に、どれだけ自分が本当にしたいことをできるか、にかかっていると思います。
スティーブ・ジョブズ氏も、伝説のスピーチの最後にこう言っています。
あなたの時間は限られています。無駄に他人の人生を生きないこと。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.10.15記)