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さて、今日は「太平洋戦争開戦の日 」です。あの日米開戦から、今年で75年が経ちます。
「太平洋戦争開戦の日」に何があったか
1941年 (昭和16年) 12月8日に、日本海軍はアメリカの太平洋艦船の根拠地ハワイの真珠湾を急襲、太平洋戦争の火ぶたが切っておとされました。
この奇襲に先立ち、大本営より機動部隊に対して、攻撃開始を指示する「ニイタカヤマノボレ一二〇八 (ひとふたまるはち) 」の暗号電文が発信されたのは有名な話です。
そして奇襲は成功し、「ワレ奇襲ニ成功セリ」を意味する「トラ・トラ・トラ」という暗号略号が奇襲部隊より打電されました。
「太平洋戦争開戦の日」を迎えて
あの真珠湾攻撃から終戦までは、4年弱の歳月が必要でした。
広島・長崎への原爆投下という痛ましい出来事を経て、ポツダム宣言を受諾し日本は敗戦を受け入れました。
この間、多くの兵や無辜の民が命を落としました。多くの若者が徴兵され、あるいは志願してその命を散らしていきました。
戦争に正義はありません。なんとしてもこれを回避しなければなりません。
日本の総理大臣として、戦後初めて真珠湾を訪問する安倍首相は、オバマ大統領と共に、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することになりました。
安倍首相は、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したい。」と述べています。
「不戦の誓い」新たに
日本国憲法第9条の戦争放棄の規定は、以下のように書かれています。
憲法9条第1項「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
ここに謳われた「国家が戦争をしない」という「不戦」の誓いはなんとしても守らなければなりません。
昨年は、安保関連法案を巡って、過熱とも思える報道がされました。その中で、「戦争法案」などとレッテルを貼る野党のやり方には首を傾げざるを得ませんでした。
いずれにしても、今の日本に不可欠な存在の自衛隊を、憲法上グレーゾーンに置いたままにしておくことは許されないと思います。
・・・というわけで、「不戦」の誓いは徹底しつつ、必要な憲法改正は行うべきではないか、と強く思う「太平洋戦争開戦の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.12.8記)