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さて、今から22年前の今日 (1994年12月15日)、清水寺・平等院などの「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されました。
「古都京都の文化財」とは
古都京都の文化財は、京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市の17か所の寺社で構成されるユネスコの世界文化遺産です。
世界遺産としては、日本で5番目の登録でした。よく間違われるようですが、京都市自体は世界遺産ではありません。
Wikipediaによると、世界遺産センターが公表した登録基準には以下の記述があるそうです。
- 京都は8世紀から17世紀の間、宗教・非宗教建築と庭園設計の進化にとって主要中心地であった。そのように、京都は日本の文化的伝統の創出において決定的な役割を果たし、特に庭園の場合において、それは19世紀以降世界の他の地域において意義深い影響を与えた。
- 京都の現存文化財における建築と庭園設計の集積は前近代における日本の物質文化のこの側面に関する最高の表現である。
「古都京都の文化財」に思うこと
先日、京都に行く機会がありました。あまり時間がありませんでしたが、四条大橋から鴨川べりを散策すると、まだところどころに紅葉を見ることができました。今年は、紅葉の時期が早く、例年であれば12月初旬まで見頃なのですが、すっかり葉を落としていましたね。
そして、祇園の白川疎水沿いを歩き、巽橋のたもとに着くと、疎水の中に鷺がチンと佇んでいました。疎水を泳ぐ小魚をじっと待っているのでしょう。
大きな通りは、外国人観光客で溢れていましたが、京都の町はさまざまな小径があり、そうした中に入ると神社仏閣以外にも、古都の雰囲気を色濃く感じることができます。
こんなお店があったりして…
これからも、心安まる町であって欲しいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.12.15記)