「今日は何の日?」シリーズ第48弾です。
今日も熱戦が続く甲子園ですが、1915年8月18日に、高校野球の前身である第1回全国中等学校優勝野球大会の開会式が、大阪の豊中球場で行われました。
第1回大会出場校は10校
今熱戦が続いている甲子園は、第96回大会です。全国で約4千校が予選を戦い、それを勝ち抜いた49校が晴れの舞台である甲子園に出場しました。
今から99年前の第1回大会では、全国で73校が予選に挑み、10校が全国大会に進みました。
日程は、8月18日〜8月23日の6日間で熱戦が繰り広げられました。初優勝は、京都二中 (現・京都府立鳥羽高校) でした。
甲子園の土
現在では、甲子園での最後となった試合の後に、選手が土を拾って持ち帰ることが伝統となっています。
この伝統が、いつごろ定着したかは定かではないそうです。
事例としては、1937年の第23回大会で、熊本工の投手だった故・川上哲治さん (のち読売ジャイアンツ監督) が決勝戦に負けた後、甲子園の土をユニフォームのポケットに入れて持ち帰り、自校の練習場にまいたことがあったとか。
甲子園で栄冠を掴むことは、無上の喜びであり、郷土の誇りであり、素晴らしいことだと思います。
でも、厳しい予選を勝ち抜き、甲子園に出場し、そこで味わう敗戦のつらさや悔しさは、その後の人生にとってある意味、優勝よりもかけがえのない経験をすることだ思います。
人間の強さ、逆境に負けない心意気を養ってくれるのが、負けた悔しさではないでしょうか。
そうしたことを、まさしく今経験している高校球児達の姿を眩しく感じる、お盆休み明け月曜日の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2014.8.18記)