さて、「今日は何の日?」シリーズ第131回をお送りします。
今から103年前の1911年12月14日に、ノルウェーのロアール・アムンセン隊が、人類史上初めて南極点に到達しました。
探検家のロアール・アムンセン
ノルウェーの探検家である、ロアール・アムンセンは、主に極地に挑んだ探検家として知られています。
イギリスの探検隊と南極点到達を競い、人類史上初めて南極点への到達に成功しました。
また、1926年には飛行船で北極点へ到達し、人類史上初めて両極点への到達を果たした人物となったのです。
未踏の地を目指した冒険
探検家のアムンセンは、アメリカの探検家であるロバート・ピアリーが、1909年4月に北極点に到達したことを知り、目標を南極点に変更しました。
そして、同じく南極点到達を目指していたイギリスの探検家であるロバート・スコットと、時を同じくして南極点を目指しました。
南極に到達したアムンセンは、基地を設営し1,500km先の南極点を目指します。4台の犬ぞりを1台あたり13頭、計52頭に引かせて南極横断を開始すると、好天にも恵まれてスコット隊に先駆けて南極点に到達することに成功しました。
次の画像は、南極点にテントを建てノルウェーの国旗を掲げたアムンセン一行です。
未踏の地を目指す舵取りは誰の手に
さて、日本では今日が、衆議院議員選挙の投票日になっています。
日本の現状は、景気回復道半ばの中、膨れ上がる社会保障費を主な要因として、国と地方の借金が合計で1,000兆円を超え、現在の技術ではそのコントロールが困難な原発の再稼働問題を抱えています。
また、災害時の対応にも欠かせない自衛隊の存在が、70年近く改正されないまま放置されてきた、現行憲法第9条第2項の「戦力の不保持」により否定されているという自己矛盾を抱えています。
目を外に転じれば、中国・韓国・北朝鮮が日本に対して友好的ではない動きを示しています。
これからこの国の行く先は、これまでに経験したことのない未踏の地といえます。
その未踏の地に踏み出す舵取りを誰に任せるのか、それを決めるのは選挙で投票する私たち一人ひとりの判断です。
私利私欲・党利党略に流されない真の政治家は誰なのか、特定集団に嫌われることを厭わず、この日本の将来を良くすることに粉骨砕身努力してくれるのは誰なのか、最後まで慎重に見極めて一票を投じたいと思います。
まだ投票所に行かれていない方は、是非貴重な一票を投じましょう!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2014.12.14記)