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地方創生カレッジ受講報告(5)・・・ 第一次産業の活性化と地方創生

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(画像出典元はこちら)

さて、eラーニングで学べる「地方創生カレッジ」の「基礎編」受講報告(5)です。

【基礎編】サブユニット5 第一次産業の活性化と地方創生

以下、今回受講した内容のポイントです。

第一次産業の活性化なくして、地方創生なし

日本には、第一次産業しかない、山しかない地域がたくさんある。そうした地域では、企業も工場も誘致できない。

そうした地域では、第一次産業が元気にならない限り、地方創生はできない。

農業は、TPPという黒船の来襲により、政府も農家もJAもなんとかするだろう。元々、日本人は黒船が襲来すると、大いに力を発揮する民族である。

一方、林業就業者は5万人程度と、農業に比べると小規模であり、森林・林業の問題こそ、国会と政府が現状を認識して、しっかり取り組むべき課題といえる。

農業について考えると…

国内人口の減少により、海外に販路を求めないと生き残れない時代になっており、農業も例外ではない。

作物別に競争力を強化し、海外輸出も可能になっている。稲作は、大規模化、高品質米による差別化が必要。

田んぼを残すためには、飼料米への転換も有効。現在、牛の飼料は、輸入小麦などの輸入飼料が多い。これを国産の飼料米にすることは考えられる。

また、単に稲作に従事するだけでなく、生産者自身が、農産物の加工や農家レストランの経営、農家民宿 (民泊) の経営をするなどの、6次産業化を生産者自身ができるようにする施策も必要。

農業生産額は、現在8兆数千億円程度の規模。外食産業・宿泊などの周辺事業では80兆円規模の市場があり、その付加価値の高い市場に生産者自身が出ていくことを考える。

実際に、高級料亭・レストランシェフに、生産量の少ないニッチな野菜・果物・肉を提供して成功している事例も既にある。

生産者自身の顔の見える直販システムを確立していく。また、有機野菜の宅配で成功している企業もあり、これは賢い消費者を育てることに繋がっている。

これまでは、農産物を生産さえしてくれれば、あとは売ってあげましょうという育て方をしてきたが、今後は経営できる農業者を育てることが重要になる。

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以上が、今回のポイントです。

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さて、今日はここまでにしましょう。次回は、「サブユニット6 森林・林業の復活・再生と地方創生」を受講予定です。
 
 
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(2017.1.19記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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