(画像出典元はこちら)
閑話休題。
さて、年が明けてすぐの1月5日に「小寒」を迎えたと思ったら、早くも二十四節気の第24「大寒」を迎えてしまいました。早いですねぇ〜…
ちなみに、二十四節気には期間としての意味もあり、1月20日~2月3日まで、すなわち次の節気の立春前日までを大寒といいます。
二十四節気の第24「大寒」
(出典 : Wikipedia)
大寒は、寒さが最も厳しくなる頃です。『暦便覧』では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明されています。実際は、1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒いのですが。
小寒から立春の前日である節分 (2月3日) までを、「寒 (寒中・寒の内) 」と言いますが、大寒は「寒の中日」です。武道の世界では、この頃に寒稽古が行われます。
「大寒」を迎えて
大寒が過ぎると、立春が2月4日、雨水が2月18日、啓蟄 (けいちつ) が3月5日、彼岸が3月17日、そして春分が3月20日と続きます。
あれよあれよ、と時が流れるのは毎年のことですが、こう寒い日が続くと、虫が冬眠から目覚め活動を始める頃とされる「啓蟄」が待ち遠しく感じます。
実際に虫が活動を始めるのは、日平均気温が10℃を超えるようになってからだそうです。鹿児島では2月下旬、東京や大阪で3月下旬、札幌は5月上旬頃に当たります。
虫が冬眠から目覚めると、それを補食する小動物も冬眠から目覚め、動き始めます。いよいよ活動的な時期に入るのですね。
次の写真は、先日撮影した近所の桜の枝です。まだ蕾が固いですねぇ。次の立春の頃に、また蕾の様子をご報告できればと思っています。
iPhone 7 Plus の被写界深度エフェクトモードで撮影したのですが、一部の枝が、背景に溶け込んでしまいました…(^^;
ということで、我々も大きく開花することを目指して、寒さに負けず、明るく元気に前向きに進んで参りましょう!
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.1.20記)