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閑話休題。
さて、年が明けてから、eラーニングで学ぶ「地方創生カレッジ」を受講中で、その受講内容をこのブログでもご報告しています。
昨日は、地方創生カレッジ受講報告(8)として「第2章 成功する地域の条件 2. 内外のネットワークを支えるICTの活用」の内容をご紹介しました。
ICTが変えた社会構造
その中で、ICTの発展によって、社会構造が大きく変わってきたことがあり、その変化の一つが以下であることを書きました。
イノベーションとセレンディピティの可能性を増大
セレンディピティ (serendipity) とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することです。
そんな今日は「セレンディピティの日」
昨日アップしたブログ記事で書いた「セレンディピティ」ですが、今日がその記念日だとは、些細なことですが素敵な偶然かもしれません。
「セレンディピティ」という言葉ですが、今から263年前、1754年1月28日に、イギリスの政治家にして小説家であるホリス・ウォールポールが、初めてこの単語を使った事がその由来とか。
セレンディピティ (serendipity) とは、彼が生み出した造語であり、彼が子供のときに読んだ『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』という童話にちなんだものだそうです。
この言葉の持つ意味は、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指しています。
何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見する「能力」を指すのだそうです。
平たく言えば、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得て、幸運をつかみ取る能力ということになります。
広範囲にアンテナを張り、行動することの大切さ
現在、最も普及しているメモ用紙の一つに「ポスト・イット」があります。貼ってもすぐに剥がせる糊の発見があってこその製品ですね。
その糊の発見は、たまたま糊の開発過程で接着力の弱いものができてしまった、といういわば失敗の産物であったことは、有名な話です。
意図せず、別の価値あるものを発見した、ということは、まさしく「セレンディピティ」でしょう。
それも、いろんな実験をして、試行錯誤を重ねる中で辿り着いたものです。
試行錯誤といえば、我々が生きていること自体が、試行錯誤の積み重ねです。あれこれと良い方向を目指して試行錯誤しても、失敗したり、ずっこけたりすることはたくさんあります。
でも、そんな中で思わぬ副産物に出会うこともあると思います。例えるなら、参考文献を探しに図書館に行ったら、廊下で人とぶつかって、その人が落とした書物が探していた参考文献だったり・・・そうして出会った人が素敵な異性で、その後のお付き合いに発展したり・・・
あ、これは単なる妄想ですかね・・・(^^;
いずれにしても、いろいろぶつかろうが、ずっこけようが、前向きに行動しているうちに「セレンディピティ」が生まれる可能性があるわけです。
なでしこジャパンの元監督である佐々木則夫氏は、こう言っています。
「成功の反対は、失敗ではない。やらないことだ。」
というわけで、広範囲にアンテナを伸ばして行動すると、思わぬ方向から飛んできたものもキャッチできるのではないか、と思う次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.1.28記)