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さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。
「案ずるより産むが易し」とは?
お産する前は、本人も周囲の人も色々と心配することが多いが、終わってみると案外たやすく済んでしまうものだ、という意味です。
出産に限らず、物事は事前にあれこれ思い悩むよりも、実際はそれほど難しくないかもしれません。あまり取り越し苦労をするな、という慰めの意味で使われることが多いですね。
不安が、行動を縛る
そもそも不安があるから「案ずる」わけですが、一体「不安」とは何者でしょうか?
こちらの記事で、恐怖と不安の違いが説明されています。曰く、恐怖と不安の違いは、対象がはっきりしているか、していないか、ということだそうです。
対象がはっきりしないときに不安になります。恐怖は、対象がはっきりしているときの感情です。借金取りが来るかもしれない、というのは不安、来るとはっきり分かったら恐怖を抱くわけです。
とはいえ、現代は、職場での人間関係や他人からの評価など、その正体が明らかなものばかりではありません。むしろ、はじめからカタチなんてないものばかりです。
漠然とした不安が、足をすくませ、前に進むことを躊躇させます。
行動して、不安の種を明らかにする
こんな時、どうしたらいいのでしょうか?
とるべき道は一つ、自ら行動をおこし、不安の原因を自分の手で明らかにすることしかありません。
不安という感情が、そもそも「未知のもの」に対する感情なら、それを自分から暴いてしまえばいいのです。
未知なるものの正体が明らかになれば、その対処方法はいくらでも考えられるでしょう。正面から攻めるのか、迂回するのか、それとも撤退するのか。
というわけで、何事も「行動する」ことが重要というわけです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.4.14記)