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さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。
「人事を尽くして天命を待つ」とは?
自分の全力をかけて努力をしたら、その後は静かに天命に任せるということです。
事の成否は人知を越えたところにあるのだから、どんな結果になろうとも悔いはないという心境のたとえです。
今も継続している基本スタンス
2014年の元旦に決め、現在も継続している基本スタンスがあります。それは、次のような内容です。
「目指す最終目標は、ゴールに到達することではなく、ゴールを目指す過程で自分のベストを尽くすことだ。」
この言葉の背景には、「不可抗力に逆らわず、可抗力の統制に集中する」という意味があります。
ゴールに到達することのみを (外面化された) 目標とすると、その過程には他者の存在や思惑、環境の変化などの不可抗力が存在します。
即ち、ゴールに到達できなかった時に、その原因はそうした不可抗力のせいだ、という言い訳が許されることになります。
一方で、ゴールを目指すプロセスで自分のベストを尽くすことを (内面化された) 目標とすると、そうした言い訳は一切許されなくなります。
ついつい、言い訳を不可抗力に求めがちな自分がいます。この点は、いくつになっても自分の弱さを克服できていない証拠で、反省しきりです。
人生はマラソン、ペース配分を考えて
ベストを尽くすといっても、ペース配分が大事です。陸上でも、短距離であれば全力疾走しますが、長距離では常に全力疾走するわけにいきません。
自動車でも、燃費を良くするには、そこそこのスピードを保つ必要があります。人間であれば、体調の良い時も悪い時もあります。なので、常に100%のチカラを発揮することは不可能です。
ということで、常時60〜70%程度のチカラが発揮できれば良いと考えています。そして、それが巡航速度になるように心掛けています。
というわけで、結果はどうであれ、自分に適した巡航速度で常にベストを尽くしていきたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.4.15記)