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さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。
「学問に王道なし」とは?
学問を修めるのに、安易な方法はないということです。
「王道」とは、帝王が仁徳を基にして国を治めるやり方という意味とは別に、王様専用の特別な近道という意味で、安易な方法や近道を指す意味もあります。
ギリシャの数学者ユークリッドが、エジプト王トレミーに「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないのか」と問われ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事に基づいているそうです。
注意点として、勉強に関わる分野以外では使わないこと、という点があります。
コツコツ取り組むのが苦手な場合は?
世に速読法や速習法など、勉強時間の短縮を図るべく開発されたノウハウはたくさんありますね。
Amazonで「速習」をキーワードに検索すると、1,497件の商品がヒットしました。(こちら参照)
中には、エプロンやカッパやバスタオルなど、なんでヒットしたのか分からない商品もありますが…
コツコツ地道に取り組むのが苦手な場合は、なんとかしたいと頼りたくなりますよね。
何を学ぶにしても、遅すぎることはない
実は、今年に入って知り合った方が、この春から英語学習コーチとして起業・独立されました。そして、メルマガを発行されたので早速登録したのですが、その記念すべき第1号のタイトルが、”Never Too Late” だったのです。
英語とはずいぶんご無沙汰していますし、現在の仕事でどうしても必要なわけではないので、これから英語を勉強・・・とは考えてもいなかったのですが、「また勉強してみようか…」という気になっています。2020年の東京オリンピックの時に、道を聞かれたら教えてあげたいですし。
そんなわけで、”Never Too Late” という言葉に触発された次第です。
実は、僕がロールモデルとしているお一人に、聖路加国際病院名誉院長でもある日野原重明先生がいらっしゃいます。
日野原先生は、101歳でFacebookを始め、102歳の時に「わくわくフェイスブックのすすめ」という本を出されています。凄いと思いません?
人間、いくつになっても学ぶことは多いです。日野原先生のように好奇心を失わずに、着実に取り組むことがとても大事なことだと思う次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.4.25記)