Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【天に在らば比翼の鳥、地に在らば連理の枝】・・・いつまでも夫婦仲良く、睦まじく

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(画像出典元はこちら)

さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。

「天に在らば比翼の鳥、地に在らば連理の枝」とは?

天 (てん) に在らば比翼 (ひよく) の鳥、地に在らば連理 (れんり) の枝、と読み、玄宗皇帝と楊貴妃との交情の睦まじい様をあらわした句で、夫婦の情愛の深い例えです。「比翼連理」ともいいます。

「比翼の鳥」は、伝説上の鳥で、雌雄各一目・一翼で、いつも一体となって飛ぶとされています。また、翼を並べて飛ぶ鳥のことです。転じて、男女の契りの深いことに例えられました。

「連理の枝」は、一本の木の枝が、他の木の枝と連なって、一本になったもので、男女夫婦の契りの睦まじいことの例えになりました。

「長恨歌」(ちょうごんか) に歌われたもの

長恨歌」は、中国唐の詩人白居易によって作られた長編の漢詩です。

唐代の玄宗皇帝と楊貴妃のエピソードを著し、平安時代以降の日本文学にも多大な影響を与えたそうです。

そのあらすじは、以下のようなものです。(Wikipediaより引用)

漢の王は長年美女を求めてきたが満足しえず、ついに楊家の娘を手に入れた。それ以来、王は彼女にのめりこんで政治を忘れたばかりでなく、その縁者を次々と高位に取り上げる。

その有様に反乱 (安史の乱) が起き、王は宮殿を逃げ出す。しかし楊貴妃をよく思わない兵は動かず、とうとう王は兵をなだめるために楊貴妃殺害を許可する羽目になる。

反乱が治まると王は都に戻ったが、楊貴妃を懐かしく思い出すばかりでうつうつとして楽しまない。道士が術を使って楊貴妃の魂を捜し求め、苦労の末、ようやく仙界にて、今は太真と名乗る彼女を見つけ出す。

太真は道士に、王との思い出の品とメッセージをことづける。それは「天にあっては比翼の鳥のように」「地にあっては連理の枝のように」、かつて永遠の愛を誓い合った思い出の言葉だった。

最後に

「天に在らば比翼の鳥、地に在らば連理の枝」も「比翼連理」も、調べてみるまで寡聞にして知りませんでした。

楊貴妃のことは、小さい頃から知っていましたが、玄宗皇帝との愛のエピソードも今回初めて知りました。

実は、昨日街中を歩いていて、ある老夫婦を見かけました。二人寄り添い仲良く腕を組んで、睦まじく歩く姿に、こちらまでほっこりして、思わず微笑んでしまいました。

これから仲の良いご夫婦を見かけたら、「比翼連理」という言葉を思い出したいと思います。

そして、自分たち夫婦もずっと仲睦まじく過ごしたいと思う次第です。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2017.5.1記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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