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さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。
「滴 (したた) り積もりて淵 (ふち) となる」とは?
わずかなものでも、多く集まれば大きなものとなる例えです。
「塵 (ちり) も積もれば山となる」も同義ですね。塵のようにごくわずかなものでも、積もり積もれば山のように大きくなるということから、小事をおろそかにしてはならないという戒めの言葉になりました。
「塵」を「つまらないもの」の意味で用いるのは誤りで、ここでいう「塵」は「小さいこと」を指すのです。
大事なのは「やめない」こと
滴りも塵も、淵や山になるまでには、気が遠くなるほど長い期間、積もり続けなければなりません。
途中で積もることをやめてしまっては、淵にも山にもなりません。でも、途中で滴りや塵の源が尽きそうになることもあるでしょう。
例え、途中で一時中断することがあったとしても、早い機会に再開し積もり続けることが大切です。
人が大きなことを成そうとしても、同じことでしょう。ゴールに到達する近道やウルトラCなどありません。愚直に地道に一歩ずつ進んでいくしかないのです。
途中で失敗したり、あるいは他の人から「そんなことは無駄だからやめとけ」と言われたり、「何をバカなことやってんだ」と嘲笑されたり、邪魔されたりしても、そこでめげて辞めてしまっては、元も子もありません。
とにかく「やめない」こと。これに尽きるでしょう。
このブログで何度もご紹介しているイチロー選手の言葉があります。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
天才といわれているイチロー選手の言葉だけに、重みがあります。
弱気になって、挫けそうになっても、愚直に地道に、力まず淡々と続けて参りましょう!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2017.5.4記)