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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「過 (あやま) ちて改めざる 是 (これ) を過ちという」とは?
過ちを犯したことを知っていながらも改めようとしない、これを本当の過ちという、という教えです。
出典は、孔子の「論語」です。漢文では「子曰、過而不改、是謂過矣」となります。
同じ孔子の教えに「過ちては改むるに憚 (はばか) ること勿 (な) かれ」という言葉もあります。過ちを犯したら、躊躇しないですぐさま改めよ、ということですね。
過ちから何を学ぶか
過ちを犯しても、悪かった所を改めれば、いい経験になります。過ちから何も学ばず、変わらなければ、ただ過ちを犯しただけに終わってしまいます。
人生には不幸な出来事もあります。一つの不幸で落ち込んで、いつまでも立ち直れないのは、自分の人生の大きな過ちかもしれません。
一時の不幸も、いい経験として、その後の人生に活かすことができればいいのではないでしょうか。
イギリスの詩人、ゴールドスミスの言葉に次のものがあります。
最大の栄誉は、一度も失敗しないことではなく、倒れるたびに起き上がることである
倒れた後に起き上がるのは、相当なエネルギーが要ります。倒れたままでいる方が、よっぽど楽だと思うこともあるでしょう。
でも、起き上がることにチャレンジすれば、成功する可能性はあります。また、成功しなくても、少なくともチャレンジを続ける限り「強者」でいることはできます。
チャレンジをやめたら、いつまで経っても「弱者」のままです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.6.10記)