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さて、今日は3日ぶりに日めくりカレンダーの「格言」からです。
「修身 (しゅうしん) 斉家 (せいか) 治国 (ちこく) 平天下 (へいてんか)」とは?
天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭を整え、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである、という意味です。
中国、前漢時代の経書である「礼記 (らいき) 」の言葉に基づくそうです。
なお、「修身」とは、「身を修めること」を意味していて、日本では、1890年 (明治23年) の教育勅語発布以降、第二次世界大戦前の日本の小学校で教えられていた科目の一つです。
しかし、戦後、連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) は、修身を軍国主義教育とみなして廃止としました。
「身を修めること」を学ぶのは重要
軍国主義にアレルギーを持つ現代の日本人は、「教育勅語」「修身」と聞いただけで拒絶反応を示すようです。
もちろん軍国主義に逆戻りすることは論外ですが、今の時代に合った形で「身を修めること」を学ぶことは重要だと思います。
例えば、古来より日本の伝統的な文化として誇れるものに「恥を知る」ことがあったと思います。今では死語なんでしょうか…
男女を問わず、人として一本筋の通った生き方をするのに、恥を知ることはとっても重要だと思うのです。
小さい頃は、嘘をついたり、人を騙したり、お天道様に顔向けできないようなことをした時は、親や先生から「恥を知りなさい!」と怒られたものです。
それは人として恥ずかしい行為である、と教えられたわけです。
これこそ「身を修めること」の教えだと言えます。そうした意味で、現代においても「修身」を教育することは重要だと思う次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.6.24記)