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【今日の一言メモ】・・・恥を知り、きちんと身を修めることができる人たちには、お店で遅くまでお酒を飲んで貰っても構わない

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さて、「今日の一言メモ」第743回です。

「修身斉家治国平天下」

「修身斉家治国平天下」(しゅうしんせいかちこくへいてんか)とは、天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭を整え、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである、という意味です。

中国、前漢時代の経書である「礼記」(らいき)の言葉に基づくそうです。

なお、「修身」とは、「身を修めること」を意味していて、日本では、1890年(明治23年)の教育勅語発布以降、第二次世界大戦前の日本の小学校で教えられていた科目の一つです。しかし、戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)は、修身を軍国主義教育とみなして廃止としました。

「身を修めること」の学びは重要

軍国主義にアレルギーを持つ現代の日本人は、「教育勅語」「修身」と聞いただけで拒絶反応を示すようです。もちろん軍国主義に逆戻りすることは論外ですが、今の時代に合った形で「身を修めること」を学ぶことは重要だと思います。

例えば、古来より日本の伝統的な文化として誇れるものに「恥を知る」ことがあったと思います。今では死語なんでしょうか……。男女を問わず、人として一本筋の通った生き方をするのに、恥を知ることはとっても重要だと思うのです。

小さい頃は、嘘をついたり、人を騙したり、お天道様に顔向けできないようなことをした時は、親や先生から「恥を知りなさい!」と怒られたものです。それは人として恥ずかしい行為である、と教えられたわけです。

これこそ「身を修めること」の重要性を説いた教えだと言えます。そして、「恥を知る」ことで日本人の民度が保たれると思うのです。

恥を知る人たちは、お店で遅くまでお酒を飲んで貰っても構わない

最近では、飲食店が営業時間短縮を強いられ、さらに酒類提供の自粛を迫られた期間が長く、いわゆる路上飲みが問題視されました。

コロナ感染拡大を防ぐという名目で、十分な補償もなく飲食店の営業権を自粛という名の強制力で犯したり、それ自体に罪のないお酒を売らせなかったりというやり方には腹が立ちましたが、マナー悪く路上飲みをする輩にも腹が立ちました。

酔っ払ってマスクもせず大声で騒ぎ、後片付けもせず平然と空き缶などのゴミをその場に置きっ放しで帰る姿には、思わず「恥を知れ!」と怒鳴りたくなります。

恥を知る人であれば、お店で遅くまで飲んでも節度ある態度で過ごし、感染拡大をさせるようなことはしないと思うのです。

東京都では、感染対策リーダーを置くなどの対策をしたお店にだけお酒を売ることを認めているようですが、お店側へ一方的に条件を押し付けるのではなく、入店者に「恥を知り、きちんと感染防止対策にしたがった節度ある飲み方をします」という誓約書にサインさせてから席に着くことを義務付けたらいいと思うのですがどうでしょうか?

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.6.24記)

ヨメレバ

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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