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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「天災は忘れた頃にやってくる」とは?
天災は、その恐ろしさを忘れた頃にまた起こるものである、という意味ですね。
天災はその恐ろしさを忘れた頃にまた起こるものであるから、用心を怠らないこと・油断は禁物であるという戒めになっています。
物理学者で文学者の寺田寅彦の言葉と言われています。
「喉元 (のどもと) 過ぎれば熱さを忘れる」のは仕方がない
熱いものも、飲みこんでしまえばその熱さを忘れてしまうものです。
ここから転じて、苦しい経験も、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまいます。また、苦しいときに助けてもらっても、楽になってしまえばその恩義を忘れてしまいがちです。
でも、熱くて辛かったことや苦しい経験をいつまでも忘れずにいたら、それはそれでしんどいでしょう。
人間は、どんなに辛く悲しかったことも、忘れることで生きていけるという能力を持っています。
ただ、そうした経験を忘却の彼方にすることなく、教訓として残すためには、定期的に思い出し反芻する仕組みを作ればよいと思います。
現代は、ありがたいことにスマホなどの機器が常に手元にあります。そのスマホのリマインダーアプリで定期的に思い出せるようセットしておくことで、例えば災害時に備えた備蓄品の保管期限をチェックしたり、新たに加える品をチェックすることが可能です。
そうした工夫で、普段は忘れていても、ずっと忘れっぱなしになることはなくなるはずです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.6.28記)