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【人を以て言を廃せず】・・・ “メラビアンの法則” に気をつけて、身なり・動作・話し方に気をつけよう

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(画像出典元はこちら)

さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。

「人を以 (もっ) て言 (げん) を廃 (はい) せず」とは?

つまらない人間の言ったことでも、聞くべきところがあればその言葉を無視することはないという意味です。

論語』衛霊公にある、次の言葉が出典だそうです。

子曰、「君子不以言挙人。不以人廃言」(子曰く、「君子は言を以て人を挙げず。人を以て言を廃せず」)

君子は、言うことが立派だからといって、(すぐにその) 人を挙げ用いることはせず、(また) それを言ったのがよくない人だからといって、(すぐにその) 言葉を捨てるようなこともしない、という意味になります。

君子は、言葉そのものに真理があれば、それをとり入れて、活用するということです。

「メラビアンの法則」に気をつけよう

言語と非言語がコミュニケーションに与える影響を示したものとして、「メラビアンの法則」があります。

メラビアンの法則は、非言語的コミュニケーションの重要性を説いたもので、コミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合は、以下の通りとされています。

  1. 言語情報(話の内容など):7%
  2. 聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
  3. 視覚情報(見た目など):55%

つまり、言語情報が7%、非言語情報が93%の割合であるという説です。

実際に話している内容ではなく、身なりや動作、声のトーン、話の早さなどで、ある意味ほとんど評価されるといって過言ではありません。

どんなにいい話をしていても、ボソボソと聞き取りにくい小声で、自信なさげに話されると、信憑性が疑われてしまいます。

例えば、自民党の小泉進次郎氏の話し方は、言語明瞭でとても分かりやすいです。だから演説で人を惹きつけるのです。

どんなにいいことを言っていても、選挙運動中の街宣カーのように大声で怒鳴るようにダミ声で話されては、それだけで辟易してしまいます。

というわけで、君子のように、言葉にのみ注目してくれる人はほぼいないと心得て、過ごすべきでしょう。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!

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(2017.6.30記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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