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さて、日めくりカレンダーの「格言」が一巡りして、最初に戻ったので、今日からは目に留まった「故事ことわざ」をピックアップしてみます。
「諸刃 (もろは) の剣 (つるぎ) 」とは?
両方の縁に刃のついている剣は、人を斬ることもできるが一つ間違えれば自分自身も傷つけてしまう怖れがあることから、一方では非常に役立つが、他方では大きな損害をもたらす危険もあるという例えです。
また、相手に相当のダメージを与えるが、自分もそれ相応のダメージを受ける怖れがあるという意味もあります。
作用に反作用はつきもの
作用の力と反作用の力とは大きさが等しく、方向が逆向きであるという、ニュートン力学の法則があります。
ある物体に力が働くとき、力を及ぼしたものに、同じ大きさで正反対の方向に働き返す力を、反作用と呼ぶのです。
私達が生活する上で、他者とのやり取りは避けて通れません。そして、なんらかのアクションを起こすと、必ずそれは他者に作用し、多かれ少なかれなんらかの反作用があります。
その反作用は、自分に対して肯定的な場合と、否定的な場合があるでしょう。
肯定的な反作用は、ウエルカムですが、否定的に返されると、ちょっと悲しくなりますよね。
ありがたい反作用もある
ここで注意しなければならないことは、否定的な反応には、注意深く受け止めなければならないことも含まれていることです。
「良薬は口に苦し」という通り、耳に快くない (痛い) 言葉でも、それを薬として飲み込むことで、自分を正す助けになります。
というわけで、反作用というと、薬の副作用のようなことを想像しがちですが、ありがたい反作用もあるのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.16記)