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さて、今日目に留まった「故事ことわざ」です。
「情けは人の為ならず」とは?
人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。なので、人には親切にせよという教えです。
よく誤解されているのが、「情けをかけることは、その人のためにならない」という意味です。
ややこしいのですが、「人の為ならず」は、「人の為なり (「人のためである」という意味) 」の全体を打ち消す「ず」で否定しているので、「人のためである+ということではない」。つまり、「人のためばかりではない」という意味になるのです。
座右の銘「かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め」
長野県上田市塩田にある「前山寺」というお寺にある石碑に刻まれた言葉です。
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今から4年前の2013年、この言葉に出会い、ものすごく感じるものがあったので座右の銘に加えました。
そして、機会がある度にこの言葉を見直し、自分が実行できているか点検します。そして、だいたい反省することになります。
ひと様のお役に立ちたいと思って考え、行動していますが、その時にどうしても見返りを期待してしまう自分がいます。
「これだけしてあげたのだから、この位のことはお願いしてもいいだろう…」と考えがちです。Give&Takeという言葉がありますが、なんかどうもしっくりきません。
やはり「かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め」が、一番しっくり来るのです。
というわけで、今日もこうしてリマインドできました。これからも定期的に見直し、反省を繰り返すことにします。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.18記)