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【蓋棺事定】・・・ 現代の政治家たちは、後世にどう評価されるのだろう?

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(画像出典元はこちら)

さて、今日目に留まった四字熟語は、「蓋棺事定」です。

「蓋棺事定 (がいかんじてい) 」とは?

人間の本当の評価は、棺に蓋をしてから、すなわち亡くなってから初めて定まるという意味です。

生前の評価はいろいろな思惑があって正当ではないという意味にも使われます。

棺(カン) を蓋(おお) いて事(こと) 定(さだ) まる、とも読みます。

出典は、盛唐の詩人杜甫(とほ) の「君見ずや、蘇徯(そけい) に簡するの詩」だそうです。

政治家の評価が定まるのは?

「蓋棺事定」は、先日、石破茂 前・地方創生担当大臣がブログに「蓋棺事定など」というタイトルで記事をアップしていて目にしたものです。(こちらの記事参照)

この言葉は、寡聞にして存じ上げず意味を調べた次第です。

最近の永田町は、稲田氏や蓮舫氏の辞任などで騒がしくなっています。つい先日は、国会閉会中審査が行われ、野党が安倍総理に厳しく迫っていました。

石破茂氏は、ブログ記事の中で、自身が若い頃に自民党の重鎮から「小手先で誤魔化すことなく、党そのものを変えよ」という厳しい言葉をかけられたので、自民党が危機に直面している今、「蓋棺事定」を胸に自分の果たすべき責任を果たしたい、と書いておられます。

それは、「蓋棺事定」と思い定めれば、様々な罵詈雑言や誹謗中傷もあまり気にならなくなるように感じるからだそうです。

かつての宰相を思い出すと、国会で「バカヤロー」と発言したことがきっかけで衆議院を解散することになった吉田茂首相、退陣の記者会見で「新聞記者は出て行け、偏向している新聞は嫌いだ、私は直接国民に語りかけたいんだ」と言い、記者たちを追い出した佐藤栄作首相などが脳裏に浮かびます。

いずれにしても、首相在任中は新聞などのマスコミから随分叩かれたのでしょう。時の権力者に対しては、当然なのかもしれませんが…

それにしても、最近のマスコミ各社の報道を見ると、どうしてもその偏向ぶりが目についてしまいます。自説にそぐわない発言や事実は無かったように扱う、そうした報道が日本を良くする方向に向かっているとは、どうにも思えないのですが…

いずれにしても、安倍総理をはじめとする現在の政治家たちが後世にどう評価されるか、知りたいものです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2017.7.30記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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