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さて、今日の格言は、「風が吹けば桶屋が儲かる」です。
「風が吹けば桶屋が儲かる」とは?
あることが原因となって、その影響が巡り巡って意外なところに及ぶことの例えです。
もともとは、風が吹けば桶屋が儲かる因果関係を説明した、以下のような昔話から出た言葉です。
風が吹けば砂埃のために、目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば、音曲で生計を立てようとするから、三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増える。
そのため、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえる鼠の数が増える。鼠は桶をかじって穴を開けるから、桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かる。
なんとなく筋は通っているように思えますが、今一つ必然性に欠けている気がします。(^^;
巡り巡って、いろんな風が吹いてくる
昔は、アメリカがくしゃみをすると、日本が風邪をひく、と言われたほど、その影響力は大でした。今でも、ニューヨーク市場や米ドル為替レートの変動は、景気に大きく影響します。
最近では、北朝鮮のミサイル問題で、株価が低調な反面、防衛産業関連の株は高騰が続いているようです。
去年を思い出すと、ジャスティン・ビーバーのツイート1つで、ピコ太郎人気に火がつき、瞬く間に日本だけでなくワールドワイドの人気となりました。
そのピコ太郎の経済効果は、驚くことに数十億円とも言われています。
ことほど左様に、何かが何かを誘発し、それがおもわぬところに波及して、いろんな人の人生に影響を与えていくわけですね。
でも、あんまり巡り巡って吹いてくる風に影響されて、左右にブレる人生は送りたくないですね。逆風は、柳に風と受け流し、追い風にはうまく乗って進んで参りましょう。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2017.8.24記)