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さて、今日の故事ことわざは、「気が置けない」です。
「気が置けない」とは?
気が置けないとは、遠慮したり気遣ったりする必要がなく、心から打ち解けられる様を表しています。
気が置けないの「置けない」は、「置くことができない」という不可能の意味ではありません。
わざわざ気を遣うまいとしなくても、自然に気を遣わなくて済むということで、親しく付き合える様子を指します。
「気の置けない」ともいいます。
気の置けない友人の有り難さ
世の悩みの多くは、人間関係といいます。社会生活を営む上で、自分の好きな人とだけ接することはできません。
特に、仕事をする上では、必要に迫られて色んな人と接していかなければならないですよね。
特に、会社などの組織に属していれば、上司・先輩・同僚・後輩など、社内だけでも様々な立場・利害関係の中で過ごしていかなければなりません。
家庭人であれば、親として、配偶者として、時には子として、色々気を遣うこともあるでしょう。
そんな時に接する学生時代の友人など、気の置けない友人は、とても有難い存在です。
何より利害関係がなく、会えば一瞬であの時に戻ってバカ話ができる…なんとホッとできる瞬間でしょう。
僕にもそんな友人がいます。高校 (男子校) 3年生の時に、同じクラスになった5名と出会ってから、もう44年以上が経過しています。卒業してからも、なんだかんだと付き合いは続き、最近では年2回、主として京都に集合して、美味しい懐石料理などに舌鼓を打ち、美酒に酔いしれています。
何時の頃からか「暴飲爆食ツアー」と呼ばれるようになったこの集まりですが、1年でも長く全員揃って開催したいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.9.27記)