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さて、「今日の一言メモ」第225回です。
「気が置けない」
気が置けないとは、遠慮したり気遣ったりする必要がなく、心から打ち解けられる様を表しています。
気が置けないの「置けない」は、「置くことができない」という不可能の意味ではありません。
わざわざ気を遣うまいとしなくても、自然に気を遣わなくて済むということで、親しく付き合える様子を指します。
「気の置けない」ともいいます。
気の置けない友人の有り難さ
世の悩みの多くは、人間関係といいます。社会生活を営む上で、自分の好きな人とだけ接することはできません。
特に、仕事をする上では、必要に迫られて色んな人と接していかなければならないですよね。会社などの組織に属していれば、上司・先輩・同僚・後輩など、社内だけでも様々な立場・利害関係の中で過ごしていかなければなりません。
家庭人であれば、親として、配偶者として、時には子として、色々気を遣うこともあるでしょう。
そんな時に接する学生時代の友人など、気の置けない友人は、とても有難い存在です。何より利害関係がなく、会えば一瞬であの頃に戻ってバカ話ができる…なんとホッとできる瞬間でしょう。
僕にもそんな友人がいます。高校 (男子校) 3年生の時に、同じクラスになった5名と出会ってから、もう半世紀近くが経過しています。
卒業してからも、なんだかんだと付き合いは続き、最近では年2回、主として京都に集合して、美味しい懐石料理などに舌鼓を打ち、美酒に酔いしれています。
何時の頃からか「暴飲爆食ツアー」と呼ばれるようになったこの贅沢な集まりですが、まあ、このツアーに元気で参加できるよう頑張って稼いでいるといってもいいかもしれません。
それぞれ、還暦を過ぎて3〜4年経っていますが、これからも1年でも長く全員揃って開催したいものです。そのうち、車椅子で参加するようになるかもしれませんが…(^^;
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.9.27記)