(画像出典元はこちら)
さて、今日の故事ことわざは、「化けの皮が剥がれる」です。
「化けの皮が剥がれる」とは?
隠していた素性や物事の真相がばれてしまうことの例えですね。
「化けの皮」は、素性や真相などを包み隠している上辺の外面を指し、悪事が露わになるといった悪い意味で用いられます。
今日は「ハロウィンの日」
昨日、東京で木枯らし1号が観測され、足早に冬の気配を感じる頃となった今日10月31日は、日本でもすっかり定着した感のある「ハロウィンの日」です。
ハロウィンは、11月1日のキリスト教のすべての聖人の祝日「万聖節」の前夜祭になります。
アメリカなどでは、この日の夜、カボチャをくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」と言われるランタンを作り、魔女やお化けに変装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. 「お菓子をくれないと悪戯するよ」)」と唱えます。
それぞれの家庭では、カボチャのお菓子を作り、子供たちはもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりします。
仮装は、ハロウィン・イベント限定にしないと
ここ数年、一部のコスプレマニアのものだった仮装も、ハロウィンですっかり一般に定着してしまい、渋谷などは仮装していないと何か気まずいような雰囲気です。
この時期をターゲットにしたハロウィン商戦は、今やバレンタイン商戦を上回る盛り上がりを見せているとか…
でも、一夜明けて11月になると、アッという間に街はクリスマス商戦一色に衣替えすることでしょう。
念入りに仮装した人々も、いつもの日常に戻り活動することになります。中には、仮装の興奮冷めやらず、等身大の自分を忘れて行動する人もいるかもしれません。
でも、そうした姿はいつか化けの皮が剥がれるものです。何かに変身するのは、ハロウィン・イベントに留めておきたいですね。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.10.31記)