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さて、今日の故事ことわざは、「天は自ら助くる者を助く」です。
「天は自ら助くる者を助く」とは?
人に頼らず自分自身で努力する者には、天が助け、幸福をもたらすという意味です。
他人に頼らず、自立して努力する者には天の助けがあり、必ず幸福になり、怠惰な者には、決して幸福は訪れないということを指摘しています。
自助努力の範疇を超えるもの
さて、今日12月5日は、「国際ボランティアデー 」という、国連の制定した国際デーのひとつだそうです。
世界中の経済と社会開発の推進のため、ボランティア活動に対する認識を高め、参加意識を拡大するために設けられた日とされています。
もともとボランティアとは、自らの意志により参加した志願兵のことを意味していました。
それが長じて、自主的に社会活動などに参加し、奉仕活動をする人のことを指すようになったのです。
天は自ら助くる者を助く、わけですが、近年の自然災害は被災者の自助努力ではどうしようもなく、その範囲を超えた支援が必要であり、ボランティアが果たす役割は大きいものがあります。
自助努力を怠り、他力本願だけはダメ
一方、すぐに他人に頼る人がいることも事実です。自分からは他の人にギブすることもなく、ただテークだけしようとする人です。
そうした人は、早晩人が離れていって、孤独な生き方をすることになるでしょう。
生きていく中で、まずは自分がどのように「貢献」できるかを考え行動する。ギブ&テークではなく、ギブ&ギブをモットーとするのが、良いと思います。
僕も、数年前に次の言葉に出会い、毎月最低1回はリマインドするようにしています。そうしないと、やはり見返りを求めてしまう弱い自分がいるからです。
『かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め』
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.12.5記)