(画像出典元はこちら)
さて、今日の故事ことわざは、「高嶺の花」です。
「高嶺の花 (たかねのはな) 」とは?
ただ遠くから眺めているだけで、自分のものにはできないことの例えですね。
高い山の嶺に咲く花のように、遠くから見るばかりで、とうてい手に取ることができないもののことを指しています。
主に、高価なものや美しい人などに対して使われています。
高嶺の花でも、不可能ではない
さて、今日は天皇誕生日ですが、今から59年前の1958年12月23日に、東京タワーの完工式が行われ、正式な営業を開始した日でもあります。
東京タワーも、来年還暦を迎えるのですね。スカイツリーが、今から5年前の2012年5月に開業してからも、独特の優美な姿で今でも東京タワーは、根強い人気を保っています。
開業当時の日本は、終戦後の荒廃期を脱し「もはや戦後ではない」といわれた頃でした。
そんな時に、世界一を目指すのは、まさしく「高嶺の花」を目指すようなものだったと思います。
それが、フランス・パリのエッフェル塔の312m (2000年に324m) を21m抜き、333mという世界最高の自立式鉄塔を完成させたことは、本当に凄いことだと思います。
当時の日本人の頑張りに敬意を表すると共に、どうせ高嶺の花だから・・・と努力もせずに諦めてしまうことは、絶対にするまいと誓う朝なのでした。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.12.23記)