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さて、「今日の一言メモ」第304回です。
「高嶺の花」
「高嶺の花 (たかねのはな) 」とは、ただ遠くから眺めているだけで、自分のものにはできないことの例えですね。
高い山の嶺に咲く花のように、遠くから見るばかりで、とうてい手に取ることができないもののことを指しています。
主に、高価なものや美しい人などに対して使われています。
東京タワー営業開始日
さて、今日は去年までは天皇誕生日でした。それが、令和の時代となり、天皇誕生日は来年の2月23日に移動したのです。
そんな今日12月23日は、今から61年前の1958年に、東京タワーの完工式が行われ、正式な営業を開始した日です。
東京タワーも、去年還暦を迎えましたが、スカイツリーが今から7年前の2012年5月に開業してからも、独特の優美な姿で今でも根強い人気を保っています。
開業当時の日本は、終戦後の荒廃期を脱し「もはや戦後ではない」といわれた頃でした。
そんな時に、世界一を目指すのは、まさしく「高嶺の花」を目指すようなものだったと思います。
それが、フランス・パリのエッフェル塔の312m (2000年に324m) を21m抜き、333mという世界最高の自立式鉄塔を完成させたことは、本当に凄いことだと思います。
「高嶺の花」を目指さねば、それなりの嶺の花も手に入らない
目標を設定するときは、自分の力をストレッチしてギリギリ届くかどうかの高いレベルを目指すべきと言われます。
普段の力が100としたら、なんとか120のレベルを目指すのです。それが、200を目指したら無謀と言われてしまいます。
120を目指していたら、100はおろか110、115に到達するかもしれません。その反面100を目標に設定したら、80とか90に留まってしまう可能性があります。
必死に頑張れば到達できるかもしれないレベルを考えて、そこを目指したいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.12.23記)