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さて、今日の故事ことわざは、「朝三暮四」です。
「朝三暮四 (ちょうさんぼし) 」とは?
目先の違いにこだわって、結果が同じになることに気が付かないことの例えです。また、言葉巧みに人をだますことを指します。
中国の春秋時代の次の話に基づいているそうです。
宋の狙公は猿をたくさん飼っていた。狙公が貧しくなり、猿の餌代を節約しようと思ったが、猿になつかれなくなることを心配して、猿をなんとかだまそうと思った。
「朝に三つ、夕方に四つとちの実(餌)をやろう」と言うと猿たちは怒り、「それなら朝に四つ、夕方に三つにしよう」と言うと、猿は大喜びしたという。
日経平均株価が最高値を記録した日
さて、今日12月29日は今から28年前、1989年の証券取引所大納会で、日経平均株価が算出開始以来の最高値 (ザラ場 38,957.44円、終値 38,915.87円) を記録した日です。
時はあたかも、あのバブル景気が絶頂期を迎えようとしていました。しかし、その後バブル景気は崩壊し、株価も急激に下落することになります。
目先の価格変動に一喜一憂はしたくない
そして、今年はビットコインなどの仮想通貨がニュースを賑わせました。やれ、上がったの下がったのと大きな騒ぎになっているようです。
僕は、株にしてもなんにしても投資の才能は皆無なので、仮想通貨も横目で眺めているだけです。
目先の価格変動に一喜一憂するのは、朝三暮四ではないかとも思います。
自分に才能がないことに手を出して火傷をするなら、地道にお仕事をしていくのが一番でしょう。
そんなわけで、今年も大儲けとも大損とも無縁でしたが、来年も地道に淡々と進んでいきたいと思う次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.12.29記)