Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【出版への道】登山に例えると、次の山に登るには、今の山から一度下山する必要がある

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(画像引用元はこちら)

さて、昨日のブログでは、ブログのタイトルを2018年に取り組むテーマにふさわしいものに変えます、とご報告しました。

でも、現在も変更できてません…(^^; 独自に作成してもらった外観テーマを利用しているので、WordPressの設定を変えただけでは変更できないようです。もう少しお時間を下さいね。

それはそれとして、今日から出版への道を志すことになった経緯を少し振り返ってみようと思います。

今や下山の時代

ちと話が逸れますが、2015年の国勢調査で日本の人口が減少に転じたことが、厳然たるデータとして示されました。

そして、次のグラフは、将来の人口推計です。

(出典元はこちら)

2017年の推計人口は、約1億2653万人です。現在の出生率や死亡率が、このまま将来まで変わらないという前提で計算すると、100年後に約5060万人、200年後に約1380万人、西暦3000年にはなんと人口2000人になるという予想です。

もしも、このまま手をこまねいていては、日本という国家そのものが消滅するというのも、あながち絵空事ではなさそうです。

現在の日本は、北朝鮮問題など安全保障上の「有事」のリスクを抱えていますが、人口減少問題は、ヒタヒタと忍び寄る「静かなる有事」なのです。

人口問題が突き付けるのは、日本という国が、下山の時代を迎えたということです。

人生100年時代をどう生きるか

一方、個人についてはどうでしょう。

実は、一昨年 (2016年) の暮れに、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」(by リンダ・グラットン) という本を読みました。

大ベストセラーになったので、既に読まれた方も多いと思いますが、この本は、誰もが100年生きうる時代を、どうポジティブに生き抜くかについて、戦略的な人生設計を指南しています。

その中の一節に、次の言葉があります。

人生で多くの移行を経験し、多くのステージを生きる時代には、投資を怠ってはならない。新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフスタイルを築くための投資、新しいスキルを身につけるための投資が必要だ。

100年ライフの恩恵の一つは、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション (娯楽) の比重を減らして、投資とリ・クリエーション (再創造) の比重を増やせることなのかもしれない。

100年ライフの前提として、「みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代は終わった」と指摘し、これからは、この3つのステージだけではないマルチステージを生きていく必要があると説きます。

シニアの生き方も、どう下山するかが問われる

人生100年時代を迎えた今は、会社や役所などの組織を退いた後の人生をどう生きるか、真剣に考えなければなりません。

それまで属した組織を一つの山に例えれば、必死に急斜面を登り (激務をこなし) 、頂上を目指しつつも、道半ばで下山を余儀なくされる (定年などで引退する) ようなものです。

ここで大切なのは、どのように下山するかです。「LIFE SHIFT」が説くように、次の山に登るために投資とリ・クリエーション (再創造) の時間を持たないと、次の山に登ることはできないでしょう。

そう考えて、自分が取り組む、昨年 (2017年) の年間テーマを「再起動&再創造 (Re-start&Re-creation)」と定め過ごしてきました。

そして、再創造を更に進めるべく、2018年に新たに取り組むテーマを「出版への道」に決めた次第です。

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さて、長くなりましたので、今日はここまでにしましょう。
続きは、また次回に!

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(2018.1.2記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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