Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【あれから7年】・・・ “いまこの瞬間” に感謝の気持ちを抱きながら生きる

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(画像出典元はこちら)

今日は、まだ記憶に新しい東日本大震災が、7年前の午後2時46分に起きた日です。被災者の方にとっては、もう7年ではなく、まだ7年なのだと思います。

忘れたくても、忘れられない日

僕が、毎日ペン字練習で使わせてもらっているのが「ほぼ日手帳」です。その毎日のページの下部には、「ほぼ日刊イトイ新聞」のコンテンツの中から選ばれた言葉が紹介されています。

2014年3月10日のページには、次の言葉が紹介されていました。

被災された方が、復旧復興を願って綴った言葉なのでしょうか。「いちばん忘れちゃいけないのは、幸せだったはずの前の日」という言葉が胸に刺さります。

「慟哭」に今でも胸を締め付けられる

津波が何もかもを破壊し、飼っていた愛犬たちを失い慟哭する女性の写真が、震災直後に全国を駆け巡りました。その姿に言葉を失い、胸を締め付けられました。

こちらの記事の左下に掲載された写真をご覧下さい。記憶にある方も多いと思います。

後日、この女性は伊藤茜さんと判明します。地震発生直後、愛犬たち10頭を自宅に置いて買い物に出かけたところ、自宅が津波に襲われ愛犬たちを家屋ごと流されてしまったのです。

自宅近くに帰り着いた伊藤茜さんは、跡形もなくなった自宅跡地を見て、愛犬たちを置いて出かけた自分をどれだけ責めたことでしょう。その悲しみは、想像を絶します。

でも後日、彼女と愛犬の2頭は、奇跡の再会を果たすことになります。そして、震災から1年後、彼女は子どもの頃からの夢だったトリマー(犬の美容師)への道を歩み始めました。

“いまこの瞬間” に感謝の気持ちを抱きながら生きる

過ぎ去った過去に続く未来を想定できること、何でもない日常の中で、その未来のために、あれこれと思い悩んだり、苦しんだり、愚痴や不平不満を言ったりできることが、どれだけ幸せなことなんだろう、と毎年この日を迎えるたびに改めて思います。

そして、今の自分はたまたま未災者なだけであり、いつの日か被災者になることを覚悟して生きていく必要があると思うのです。

たまたま今は被災を免れている自分は、これからも被災地の復旧復興に向けた支援を弛まず続けることは勿論ですが、毎日毎日朝起きれば無事に目覚めたことに感謝し、夜休む時はまた平穏な一日を終えることができたことに感謝する日々を過ごしていきたいと思います。

というわけで、 “いまこの瞬間” に感謝の気持ちを抱きながら生きる毎日にしていくことを改めて誓った次第です。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2018.3.11記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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